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QYLD 失敗?QYLD分析

投資

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こんにちは、当ブログをご覧くださりありがとうございます。
投資と受験(子育て)について発信している弾正少弼です。
(投稿2022年9月)
今回は、超高配当(分配) ETFのQYLDの直近下落について感じたこと(分析結果) というお話です。
最初に まとめ から

まとめ

・QYLDはNASDAQ100指数に対し下落時の値下り割合は90%前後
 下落時の価格変動(ボラリティ)が大きい
・QYLDはNASDAQ100指数に対し上昇時の値上り割合は20~30%で
 上昇しない期間もある(上値がおさえられている)
元々値上り益を放棄して配当に回すと世間で言われていた為、予想できていたけど・・・グラフで確認できました

QYLDとは

毎月の分配/配当で年間配当が10%超えで話題になっているNASDAQ100指数に投資したカバードコールETFです。
QYLDについては 下記サイトも参照下さい
https://globalxetfs.co.jp/funds/qyld/
カバードコールについては 下記サイトも参照下さい
よくわかる!カバードコール戦略|投資信託のニッセイアセットマネジメント (nam.co.jp)

QYLDとQQQの価格推移

QYLDとQQQ(NASDAQ100指数に連動したETF)の価格は?(2022年9月30日現在)
QYLDは2013年12月の設定以来 約25ドルが15.66ドルと9ドルを超える下落をしている。
一方QQQは2013年12月の約90ドルが267.26ドルと約3倍の上昇です。

https://us.kabutan.jp/より

QYLDとQQQの上昇/下降率

新型コロナによる下落前の2020年1月を0%として現在(2022年9月30日)までの
QYLDとQQQの価格 上昇/下降率です。
QQQが右肩上がりで上昇しているのにQYLDの上値は押さえつけられている(上昇しない)。
カバードコール戦略で値上り益を放棄して、配当分に回していると考えられる。

QYLDとQQQの相関は

QYLDとQQQの相関確認のため、散布図(グラフ)を書いて見ました。単純な線形近似式にはならない。

赤枠部2020年1月~2022年9月30日までの抜粋グラフを見ると
上昇時の青↑の傾きより下降時の黄色↓と赤↓の方が一気に下がっています。
上昇時の上がる割合より下降時の下がる割合の方が多いです。
値上がり益を放棄するだけでなく年率10%前後の高い配当を出し続ける為に、
値下り幅も大きくとっている。これもカバードコール戦略の特徴と言えます。

青↑期間と赤↓期間の散布図(グラフ)を書いて見ました。

青↑期間2020年3月(コロナ後)~2020年12月で線形近似式をだすと
QYLDの価格は y=0.0276 x + 14.014 です。
式より仮にQQQが200ドルから300ドルに上昇した場合、QYLDの価格を計算すると
 QQQが200ドル時: 0.0276*200 + 14.014 = 19.5ドル
 QQQが300ドル時: 0.0276*300 + 14.014 = 22.3ドル
 QQQの値上り益は 100ドルで100/200=50%上昇
 QYLDの値上り益は 約2.8ドルで 2.8/19.5=14%上昇 。
 計算上 QQQと比べて28%の割合です。この割合をA=28%とする。
 
一方、赤↓期間2022年3月~2022年9月で線形近似式をだすと
QYLDの価格は y=0.0526 x + 2.0148 です。
式より仮にQQQが350ドルから250ドルに下落した場合、QYLDの価格を計算すると
 QQQが350ドル時: 0.0526*350 + 2.0148 = 20.4ドル
 QQQが250ドル時: 0.0526*250 + 2.0148 = 15.2ドル
 QQQの下落は -100ドルで100/350=29%減
 QYLDの下落は -5.26ドルで5.26/20.4=26%減 。
 計算上 QQQと比べて90%の割合です。この割合を=90%とする。

B A にて 値上りは期待できない。世間で言われていた結果通りです。
線形近似式の傾き B: 0.0526 > A: 0.0276 からも判ります。

QYLDの今後の株価は

2020年11月~2021年12月までQYLDが上昇せず、下落時の値下り割合が多いことから「タコ足配当」とか言われる一旦が見れました。
新型コロナショック後の上昇価格が上のグラフより約3ドルである事から、2022年10月以降に上昇基調が始まったと仮定しても20ドル弱程度までしか株価が戻らない(上昇)しないと予想しています。
22ドルまで価格が戻ることは当面はない。
米国株のリセッションが始まれば15~17ドル前後で推移する可能性もある。

やはり超高配当(分配)銘柄は暴落時のまとめ買い保持が良い
現在QYLDを261株 購入していますが、購入金額的には80万円弱なので当面そのまま持ち続けます。
年利10%で毎年5~8万円の配当(分配)金をもらえれば15年前後で投資分は回収できる。
JEPIもそうですが毎月の配当(分配)金の魅力は捨てがたい。

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