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XRMI 失敗?XRMI分析

投資

※当ブログでは商品・サービスのリンク先にプロモーションを含みます。ご了承ください。 

こんにちは
投資と受験(子育て)について発信している弾正少弼です。
(投稿2022年11月)
今回は、超高配当(分配) ETFのXRMIについて本当にリスク軽減できているか
XYLDとの比較(分析)した結果 というお話です。
詳細分析ではなく、傾向分析です。
最初に まとめ から

まとめ

・XRMIはXYLDに対し下落時の値下り割合は95%前後
・下落時はXYLDとほぼ差がない割合で下落する。
・XRMIに乗り換えはしない。

XRMIとは

XRMIは毎月の分配/配当でQYLDに負けないパフォーマンスを発揮しており、
正式名称 グローバルX S&P 500・リスク管理・インカム ETF (XRMI)です。
ホームページでは次のように紹介されています。
プロテクティブ・ネット・クレジット・カラー※1戦略により、カバード・コール・ファンドのインカム特性を投資家に提供しつつ、プロテクティブ・プットにより市場の大幅な下落リスクを軽減することを目指します。XRMIは、S&P500指数の銘柄を保有し、さらに、同指数の5%アウト・オブ・ザ・マネーのプット・オプションを買うとともに、同指数のアット・ザ・マネーのコール・オプションを売ることでプロテクティブ・ネット・クレジット・カラー戦略を構築します。

※1 プロテクティブ・ネット・クレジット・カラー戦略とは、コール・オプションのショート(売り)とプット・オプションのロング(買い)の組み合わせで、コール・オプションの売りから受け取ったプレミアムが、プット・オプションを買うために支払ったプレミアムを上回ることを目指す戦略です。

ポイントは
①カバード・コール戦略によりインカム収益を生み出すことを目指します。
プロテクティブ・プット戦略を同時に構築しマーケットの下落にも備えます

文章では理解できないので次項以降でXRMIとXYLDの比較をしました。

XRMIについては 下記サイトも参照下さい
https://globalxetfs.co.jp/funds/xrmi/
カバードコールについては 下記サイトも参照下さい
よくわかる!カバードコール戦略|投資信託のニッセイアセットマネジメント (nam.co.jp)

XRMIとXYLDの価格推移

XRMIとXYLDの価格は?(2022年10月31日現在)
XRMIは2021年8月設定以来 26.86ドルが21.03ドルと6.8ドル下落している。
一方XYLDは2021年8月の  49.80ドルが39.98ドルとこちらも下落しています。

https://us.kabutan.jp/より

XRMIとXYLDの下降率

2021年8月を0%として現在(2022年10月31日)までの
XRMIとXYLDの価格 下降率です。
下落リスクを軽減すると言っているXRMIよりXYLDの方が2%良い状態です。

XRMIとXYLDの相関は

XRMIとXYLDの相関確認のため、散布図(グラフ)を書いて見ました。
きれいな線形近似式が書けました。

線形近似式より
XRMIの価格は y=0.5016 x + 1.2773 です。 
式より仮にXYLDが50ドルから40ドルに下落した場合、XRMIの価格を計算すると
 XYLDが50ドル時: 0.5016*50 + 1.2773 = 26.36ドル
 XYLDが16ドル時: 0.5016*40 + 1.2773 = 21.34ドル
 XYLDの下落は -10ドルで 10/50  =20.0%減
 XRMIの下落は -5.0ドルで5.0/26.36=19.0%減 。
 計算上 XYLDと比べて95%の割合です。
下落リスクを軽減すると言う割にはXYLDとほぼ同じです。

XRMIとXYLDどちらが良い

4項の下降率を表に示したのが下の表です。
下落率はXYLDの方が少なくて良い。
繰り返しになりますが、下落リスクを軽減する割にはXYLDの良い結果です。
XRMIが設定間もないのと、切り取る期間で変わってくるので継続モニターしていきます。

XRMIとXYLDの比較表です。黄色ペイントが有利な方です。
12か月利回り(分配利回りも)はXYLDの方が多くなるでしょうから
今のところ、XRMIを購入するならXYLDの方が良いし、乗り換えする意味もない。

経費率、運用資産残高、12か月利回りは ホームページから引用 2022年9月30日現在

XYLD 購入失敗 XYLD分析 | たりょひ投資日記 (taryohi1103.com)

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