こんにちは
投資と受験(子育て)について発信している弾正少弼です。
（投稿2023年2月)
今回は、株価上昇率が高いうえに 年率３％前後の配当(分配)金を出しているETF
VYMとSDYどちらが良い？ というお話です。最初に まとめ から
まとめ
・VYMとSDY どちらも配当(インカム)と値上り(キャピタル)の両方期待できるETF
・値上り重視ならSDY、経費率ならVYM
VYMとは、SDYとは
・VYMは、正式名称 Vanguard High Dividend Yield ETF (バンガード高配当利回りETF)で、
米国株式市場に上場された400銘柄以上の高配当株式が組み入れられています。
高めの分配金や分散投資効果、低い経費率から、
中長期での安定投資を目指す方におすすめの銘柄です。
・SDYは、正式名称 SPDR® S&P® Dividend ETF（SPDR S&P 米国高配当株式ETF）で
過去20年にわたり毎年、継続的に増配する企業で構成されています。
VYMについては 下記サイトも参照下さい
https://investor.vanguard.com/investment-products/etfs/profile/vym
SDYについては 下記サイトも参照下さい
https://www.ssga.com/us/en/individual/etfs/funds/spdr-sp-dividend-etf-sdy
VYMとSDYの価格推移
VYMとSDYの価格は？(過去5年分 2023年2月3日現在)
VYMは上昇基調で 5年前の約70ドルが、現在は110.19ドルである。
一方 SDYも上昇基調で 5年前の約79ドルが、現在は131.23ドルである。
https://www.tradingview.com/x/MB9QPWWW/
VYMとSDYの上昇/下降率
2020年3月を0%として2023年2月3日までの
VYMとSDYの価格 上昇/下降率です。(月足)
VYMとSDYともに上昇している。
新型コロナ後の2020年3月からはSDYの方が上昇率が高い。SDY:64.3％、VYM:55.7％
VYMとSDYの相関は
VYMとSDYの相関確認のため、2020年3月～2023年2月3日までの散布図(グラフ)を書いて見ました。きれいな線形近似式が出ました。
グラフを見ると
VYMが上昇すればSDYが上がり、VYMが下落すればSDYが下がっているのがわかります。
線形近似式より SDYの価格は y＝1.1842 x ｰ 2.6765 です。
式より仮にVYMが80ﾄﾞﾙから110ﾄﾞﾙに上昇した場合、SDYの価格を計算すると
VYMが 80ﾄﾞﾙ時: 1.1842＊ 80 – 2.6765 ＝ 92.06ﾄﾞﾙ
VYMが110ﾄﾞﾙ時: 1.1842＊110 – 2.6765 ＝ 127.59ﾄﾞﾙ
VYMの値上り益は 30ﾄﾞﾙで30/80=37.5％上昇
SDYの値上り益は 35.53(127.59ｰ92.06)ﾄﾞﾙで 35.53/92.06=38.6%上昇 。
計算上 VYMと比べて103％の割合となります。
VYMが上昇すれば、SDYの価格も上昇する結果となっています。
直近の2023年2月3日月ではオレンジの点で示すようにSDYの方が傾きよりも上にシフトしており
SDYの方が価格が勝っている状況です。
VYMとSDYどちらが良い？
5年スパンでのVYMとSDYの上昇/下降率を比較したグラフが下記です。
SDYの方が優位です。SPY(S&P500)も参考にのせています。(比較するとSPYの方が良いです。)
(VYMとSDYは配当(分配)金を優先しているのでSPYの方が当然良くなります。)
https://www.tradingview.com/x/k8OE7kgj/
SDYとVYMの比較表です。
配当(分配)金 優先の場合、どちらも良いETFなので お好みで選べば良いです。
経費率はVYMの方が安いです。
値上り益の方を重視する場合はSDY
経費率重視の場合はVYMです。
Prime Student
Audible
Amazon music unlimited
インターネットでお得に取引！松井証券
ハイスピードプランの詳細はこちら
格安ドメイン取得サービス─ムームードメイン─
コメント