こんにちは
投資と受験(子育て)について発信している弾正少弼です。
(投稿2023年1月)
今回は、株価上昇率が高いうえに 年率2%前後の配当(分配)金を出しているETF
VIGとDGRWどちらが良い? というお話です。最初に まとめ から
まとめ
・VIGとDGRW どちらも素晴らしいパフォーマンスのETF
・毎月配当ならDGRW、経費率ならVIG
VIGとは、DGRWとは
・VIGは、正式名称 Vanguard Dividend Appreciation ETF (バンガード米国増配株式ETF)で、
10年以上連続増配している実績を持つ米国株で構成されています。
・DGRWは、正式名称 WisdomTree U.S. Quality Dividend Growth Fund
(ウィズダムツリー米国株クオリティー配当成長ファンド)で配当金の成長と経営のクオリティ両方を
満たす企業で構成されています。
VIGについては 下記サイトも参照下さい
https://investor.vanguard.com/investment-products/etfs/profile/vig
DGRWについては 下記サイトも参照下さい
https://www.wisdomtree.com/investments/etfs/equity/dgrw
VIGとDGRWの価格推移
VIGとDGRWの価格は?(過去5年分 2023年1月27日現在)
VIGは上昇基調で 一時170ドルを超えたが、2022年の下落で155.3ドルである。
一方 DGRWは上昇基調で 一時65ドルを超えたが、2022年の下落で62.03ドルである。
https://www.tradingview.com/x/UZtivp8p/

VIGとDGRWの上昇/下降率
2020年3月を0%として2023年1月27日までの
VIGとDGRWの価格 上昇/下降率です。(月足)
VIGとDGRWともに上昇している。新型コロナ後の2020年3月からはDGRWの方が上昇率が高い。

VIGとDGRWの相関は
VIGとDGRWの相関確認のため、2020年3月から2023年1月までの散布図(グラフ)を書いて見ました。きれいな線形近似式が出ました。
グラフを見ると
VIGが上昇すればDGRW上がり、VIG下落すればDGRW下がっているのがわかります。

線形近似式より DGRWの価格は y=0.4046 x ー 2.2949 です。
式より仮にVIGが120ドルから160ドルに上昇した場合、DGRWの価格を計算すると
VIGが120ドル時: 0.4046*120 – 2.2949 = 46.26ドル
VIGが160ドル時: 0.4046*160 – 2.2949 = 62.44ドル
VIGの値上り益は 40ドルで40/120=33.3%上昇
DGRWの値上り益は 16.18ドルで 16.18/46.26=35%上昇 。
計算上 VIGと比べて105%の割合となります。
VIGが上昇すれば、DGRWの価格も上昇する結果となっています。
直近の2022年9月以降ではオレンジの点で示すようにDGRWの方が傾きよりも上にシフトしており
DGRWの方が価格が勝っている状況です。
ウィズダムツリー社のウェブサイトで確認するとDGRWとVIGの業績相関は0.98となっており。
98%相関ある状態です。

VIGとDGRWどちらが良い?
5年スパンでの上昇/下降率を比較したグラフが下記です。
VIGの方が優位です。SPY(S&P500)と比較しても優位です。
https://www.tradingview.com/x/8fdiGAdW/

DGRWとVIGの比較表です。
どちらも良いETFなので お好みで選べば良いです。
経費率はVIGの方が安いです。
毎月配当の方がうれしい場合はDGRWを
経費率重視の場合はVIGです。

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