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投資と受験(子育て)について発信している弾正少弼です。
（投稿2024年4月)
今回は、アメリカ 雇用統計 4月の振り返りです。最初に まとめ から
3月記事を読んだあなたは、2項を飛ばしてもOKです。
まとめ
・3月の雇用者数は予想を上回る。失業率は3.8％と予想3.9を下回る。
・平均時給は前年同月比 +4.1％で先月より0.2%減。アメリカ経済強し
雇用統計とは
米国の雇用統計とは、毎月発表されるアメリカの働いている人や働きたい人の数を調べたものです。この統計は、アメリカの経済がどれくらい元気かを見るために重要な指標となっています。例えば、雇用統計が良ければ、アメリカの人々は仕事がたくさんあり、お金を稼げて、消費や投資が活発になります。逆に、雇用統計が悪ければ、アメリカの人々は仕事が少なく、お金がなくて、消費や投資が減ってしまいます。このように、雇用統計はアメリカの経済だけでなく、世界の経済にも大きな影響を与えるものです。
米労働省労働統計局(BLS)が、米国の労働者の雇用状況を調査した指標。
世界中の経済指標の中で最も市場に注目されている指標の一つ。同時に発表される失業率は、労働力人口に対する完全失業者の割合で定義される。軍隊従事者、刑務所の服役者などを除いた16歳以上の男女が対象となる。労働の意思のないものは、労働力人口から外されるため、失業率には反映されない。平均時給、労働参加率なども同時に発表される。
12日を基準日として、12日を含む週の雇用状況を調査。計測期間から3週間後の金曜日(翌月の第一金曜日になる場合が多い）に発表される。
https://www.dol.gov/
世界で最も注目されている月次の経済統計とも言われる。この発表後、為替レートの変動が大きい。
米国夏時間：日本時間午後9時半、冬時間：日本時間午後10時半の発表。
雇用統計の推移
2024年3月の雇用統計です。2024年4月5日発表
・3月の非農業部門雇用者数は予想20.1万人に対し30.3万人と予想を上回る。
・失業率は3.8％ と予想3.9％を下回る。
失業率は６０年代後半以来初めて２６カ月連続で４％を下回った。
歴史的にみれば低い水準で雇用は好調。
・平均時給は前年同月比 +4.1％ 、前月より0.2％減。
賃金インフレは一服感から伸びが鈍化し下がり方も緩い状況が続いています。
ようやく下がっていくのか、来月以降も引き続き注視しましょう。
先月以上にアメリカ経済の強さを示した。
これは高金利状態でもアメリカ経済は成長している事になります。
雇用者数が上振れしても当たり前のように感じてきています。
これが続いてバブルがはじけるようにならないこと祈りましょう。
先月に続き賃金インフレが減速する兆候あり。雇用は維持されておりアメリカ経済は堅調な状態。
政策金利を下げるのは7月以降の9月が有力になってきました。引き続き注視が必要です。
発表後、ドル高が進み152円近くまで接近し落ち着く。
ゆるやかにインフレを抑えていくことができるか？
CPI消費者物価指数に注目ですね。
↓民間失業率の長期推移 長期スパンでは失業率3.8％は低い水準
↓製造業の週平均の労働時間は3月40.7時間で2月40.6時間より0.1時間増加
↓民間非農業部門雇用者数の全従業員の平均時給(季節調整済み)の推移
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