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投資と受験(子育て)について発信している弾正少弼です。
(投稿2024年1月)
今回は、アメリカ ISM製造業景気指数 1月の振り返りです。最初に まとめ から
12月記事を読んだあなたは、2項を飛ばしてもOKです。
まとめ
・14か月連続で経済活動は縮小。インフレ鈍化の傾向続く。
ISM製造業景気指数とは
ISM(Institute for Supply Management:供給管理協会)が全米の製造業350社の購買担当役員に対するアンケート調査を実施し、その結果を基に作成する景況感を表す指数。景気の先行指標として注目されている。
「新規受注(30%)、生産(25%)、雇用(20%)、入荷遅延(配送時間)(15%)、在庫(10%)」の5項目につき、「良くなっている(1)、同じ(0.5)、悪くなっている(0)」の三者択一の回答結果を点数化し、カッコ内数値でウエイト付けした加重平均で算出される。50が好況と不況の分岐点を意味する。
50を基準として、50以上で景気拡大を示し、50以下で景気縮小を示します。 指数が高いほど景気が良いとされ、市場参加者や投資家にとってはアメリカの景気動向を把握する上で重要な指標の1つとなっています。
ISM製造業景気指数は、毎月の調査によって算出されます。雇用などの指標を集計して算出されます。
公表された項目ごとの数字の中で新規受注、生産の項目は、景気とのかかわりから注目度が高い。また、米雇用統計よりも発表が早いことが多い(発表が同一日となる場合は、雇用統計の方が発表される時間が早い)ことから、雇用部門の数字は、雇用統計の先行指標として注目される。
米国夏時間:日本時間午後11時、冬時間:日本時間午前0時の発表。
ISM製造業景気指数の推移
2023年12月の景気指数です。2024年1月4日発表
2022年11月から14か月連続で指数が50を下回る。
アメリカ経済の景気減速は緩やかでありリセッション(景気後退)までは 延びていると思われます。
場合によってはリセッションが回避できる可能性も出てきています。
ソフトランディングの期待が多数を占めている状況。
銀行不安、商業用不動産、自動車産業のストライキの影響から緩やかな景気減速が見られます。
インフレ鈍化に向けてアメリカ経済は堅調ですが
ISM非製造業景気指数(サービス)/雇用統計/CPI消費者物価指数
と合わせて引き続き注視が必要ですね。
米供給管理協会(ISM)が4日に発表した2023年12月の製造業景況指数は47.4だった。市場予想の47.2を上回った。しかし、景気拡大と縮小の分かれ目である50を14ヶ月連続で下回った。これは2000年8月から2002年1月以来の長さである。
2023年10月と11月はともに46.7だった。12月は生産が緩やかに回復し、雇用も改善したため、縮小幅はやや縮小した。
先行指標である新規受注指数は11月の48.3から12月は47.1に低下した。
生産指数は11月の48.5から12月は50.3に上昇した。12月の在庫指数が50を下回ったため、生産はさらに改善する可能性がある。
価格指数は、7ヵ月ぶりの高水準となった11月の49.9から、12月は45.2に低下した。需要の低迷が価格を押し下げた。
サプライヤー納入指数は11月の46.2から12月は47.0に上昇した。50を下回る数値は工場への納入が早いことを示す。
雇用指数は11月の45.8から12月は48.1に上昇した。製造業の雇用は改善したが、雇用凍結やレイオフにより低迷が続いている。
市場は5日に発表される12月の雇用統計に注目している。
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