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アメリカ 雇用統計 1月の振り返り

投資

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こんにちは、当ブログをご覧くださりありがとうございます。
投資と受験(子育て)について発信している弾正少弼です。
(投稿2024年1月)
今回は、アメリカ 雇用統計 1月の振り返りです。最初に まとめ から
12月記事を読んだあなたは、2項を飛ばしてもOKです。

まとめ

・12月の雇用者数は予想を上回る。失業率は3.7%と低い
・平均時給は前年同月比 +4.1%。賃金インフレは高止まり懸念継続

雇用統計とは

米国の雇用統計とは、毎月発表されるアメリカの働いている人や働きたい人の数を調べたものです。この統計は、アメリカの経済がどれくらい元気かを見るために重要な指標となっています。例えば、雇用統計が良ければ、アメリカの人々は仕事がたくさんあり、お金を稼げて、消費や投資が活発になります。逆に、雇用統計が悪ければ、アメリカの人々は仕事が少なく、お金がなくて、消費や投資が減ってしまいます。このように、雇用統計はアメリカの経済だけでなく、世界の経済にも大きな影響を与えるものです。

米労働省労働統計局(BLS)が、米国の労働者の雇用状況を調査した指標。

世界中の経済指標の中で最も市場に注目されている指標の一つ。同時に発表される失業率は、労働力人口に対する完全失業者の割合で定義される。軍隊従事者、刑務所の服役者などを除いた16歳以上の男女が対象となる。労働の意思のないものは、労働力人口から外されるため、失業率には反映されない。平均時給、労働参加率なども同時に発表される。

12日を基準日として、12日を含む週の雇用状況を調査。計測期間から3週間後の金曜日(翌月の第一金曜日になる場合が多い)に発表される。
https://www.dol.gov/

世界で最も注目されている月次の経済統計とも言われる。この発表後、為替レートの変動が大きい。

米国夏時間:日本時間午後9時半、冬時間:日本時間午後10時半の発表。

雇用統計の推移

2023年12月の雇用統計です。2024年1月5日発表
・12月の非農業部門雇用者数は予想16.8万人に対し21.6万人と予想を上回る。
・失業率は3.7% と前月からほぼ横ばい。
 歴史的にみれば低い水準で雇用は底堅い
・平均時給は前年同月比 +4.1% 、前月より0.1%増。
 賃金インフレは一服感から伸びが鈍化し下がりもしない。 高止まりの懸念が継続。

先月に続き景気全体がそこまで落ち込んでいない事をうかがわせます。
リセッション(景気後退)なくインフレ退治の期待が高まる反面、インフレの長期化が懸念される。

賃金インフレが高止まりの懸念は継続。雇用は維持されておりアメリカ経済は堅調な状態。
3月のFOMCで政策金利を下げる可能性は 後退したが
以前 FED WATCHは3月下げ予想が60%を超えている。
いつ政策金利を下げるのか引き続き注視が必要です。

発表後、アメリカ経済が堅調なことから
ドル高が進み145円台後半の値をつけるがISM非製造業(サービス)景気指数が予想を上回り
すぐに144円台に戻る。

ゆるやかにインフレを抑えていくことができるか?
1月CPI消費者物価指数に注目ですね。

↓民間失業率の長期推移 長期スパンでは失業率3.7%は低い水準

↓製造業の週平均の労働時間は12月40.4時間で11月40.5時間より0.1時間減る

↓民間非農業部門雇用者数の全従業員の平均時給(季節調整済み)

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