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ISM製造業景気指数 11月の振り返り

投資

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こんにちは、当ブログをご覧くださりありがとうございます。
投資と受験(子育て)について発信している弾正少弼です。
(投稿2023年11月)
今回は、アメリカ ISM製造業景気指数 11月の振り返りです。最初に まとめ から
10月記事を読んだあなたは、2項を飛ばしてもOKです。

まとめ

・12か月連続で経済活動は縮小。自動車ストの影響で雇用と新規受注が悪化

ISM製造業景気指数とは

ISM(Institute for Supply Management:供給管理協会)が全米の製造業350社の購買担当役員に対するアンケート調査を実施し、その結果を基に作成する景況感を表す指数。景気の先行指標として注目されている。

「新規受注(30%)、生産(25%)、雇用(20%)、入荷遅延(配送時間)(15%)、在庫(10%)」の5項目につき、「良くなっている(1)、同じ(0.5)、悪くなっている(0)」の三者択一の回答結果を点数化し、カッコ内数値でウエイト付けした加重平均で算出される。50が好況と不況の分岐点を意味する。

50を基準として、50以上で景気拡大を示し、50以下で景気縮小を示します。 指数が高いほど景気が良いとされ、市場参加者や投資家にとってはアメリカの景気動向を把握する上で重要な指標の1つとなっています。

ISM製造業景気指数は、毎月の調査によって算出されます。雇用などの指標を集計して算出されます。

公表された項目ごとの数字の中で新規受注、生産の項目は、景気とのかかわりから注目度が高い。また、米雇用統計よりも発表が早いことが多い(発表が同一日となる場合は、雇用統計の方が発表される時間が早い)ことから、雇用部門の数字は、雇用統計の先行指標として注目される。

米国夏時間:日本時間午後11時、冬時間:日本時間午前0時の発表。

ISM製造業景気指数の推移

2023年10月の景気指数です。2023年11月1日発表
2022年11月から12か月連続で指数が50を下回る。
アメリカ経済の景気減速は緩やかでありリセッション(景気後退)までは 延びていると思われます。
場合によってはリセッションが回避できる可能性も出てきています。
今月は新規受注/雇用/が先月(9月)より悪化しました。
これは自動者産業のストライキによる影響と思われる。
ストライキは労働協約合意を受け、11月は指数が回復する可能性がある。

銀行不安は収束したと言われていますが、商業用不動産、自動車産業のストライキの影響が懸念されています。
ISM非製造業景気指数(サービス)/CPI消費者物価指数と合わせて引き続き注視が必要ですね。


[ロイターより]
新規受注と雇用が低調だったのが大幅低下につながった。全米自動車労働組合(UAW)による米拠点の3大自動車メーカー(ビッグスリー)に対するストライキも悪影響を与えた可能性が高い。

拡大・縮小の分岐点となる50を下回るのは12カ月連続で、2007─09年に問題が顕在化した世界金融危機以来の長さとなっている。

先行指標となる新規受注指数は10月に45.5となり、9月の49.2から低下した。生産指数は50.4と9月の52.5から低下したが、50は上回った。

10月の価格指数は45.1と9月の43.8から上昇したものの、低水準が続いた。

供給業者の納入を示す指数は47.7と、9月の46.4から上昇した。

10月の雇用指数は46.8となり、9月の51.2から低下した。

UAWとビッグスリーが暫定合意に達したため、11月の製造業景況指数は上昇する可能性がある。

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