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ISM非製造業景気指数の振り返り

投資

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こんにちは、当ブログをご覧くださりありがとうございます。
投資と受験(子育て)について発信している弾正少弼です。
(投稿2023年5月)
今回は、アメリカ ISM非製造業景気指数(サービス業)の振り返りです。最初に まとめ から

まとめ

・金利上昇とインフレ高止まりの中で景気の弾みがついていない

ISM非製造業景気指数とは

ISM(Institute for Supply Management:供給管理協会)が全米の非製造業375社の購買担当役員に対するアンケート調査を実施し、その結果を基に作成する景況感を表す指数。

非製造業(375社以上)の購買・供給管理の責任者を対象に、各企業の受注や在庫、価格など10項目についてアンケート調査を実施。「良くなっている」、「同じ」、「悪くなっている」の三者択一の回答結果を集計し、季節調整を加えた事業活動・新規受注・雇用・入荷遅延の4つの指数をもとに、ISM非製造業景況感の総合指数を算出する。

ISM製造業景気指数と同様に、0から100までのパーセンテージで表し、50%を景気の拡大・後退の分岐点、50%を上回ると景気拡大、50%を下回ると景気後退を示す。

ISM製造業の2営業日後、毎月第3営業日に発表される。

労働省による雇用統計の発表と前後するが、雇用統計よりも発表が早い場合、雇用における非製造業の割合が大きいこともあって、先行指標として注目される。

ISM非製造業景気指数の推移

2023年4月の景気指数です。2023年5月3日発表(製造業と非製造業を比較)
・非製造業
 前月からは若干改善したが、下落傾向は変わらず。
 但し、50を境にして底堅く推移しており、景気後退を遅らせている。
・製造業
 2022年11月から6か月連続で指数が50を下回りました。
 米国経済のリセッション(景気後退)は いつとは断言できませんが 近づいていると思われます。
 また、前月(3月)の46.3ポイントが47.1と上がったうえに
 予想46.7ポイントを上振れしたことからインフレ長期化も懸念されます。

ファースト・リパブリックバンクが、3月のシリコンバレーバンク(SVB)、シグニチャーバンクの破綻に次ぐ3行目の破綻となり、資産規模で見るとリーマン・ショック後で最大、史上2番目の銀行の破綻となりました。
引き続き注視が必要ですね

↓過去1年の数値データです。



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