こんにちは、当ブログをご覧くださりありがとうございます。
投資について発信している弾正少弼です。
(投稿2025年11月)
今回は、 中国外務省、日本への渡航自粛を呼びかけ です。
この報道の背景は、日本の高市首相による台湾有事に関する国会答弁が中国側の強い反発を招き、日中間の外交的緊張が高まったことにあります。
以下に整理します:
🧭 背景の経緯
- 発端は高市早苗首相の発言(11月7日)
衆院予算委員会で、台湾有事が「存立危機事態」に該当し得ると答弁。これは日本が集団的自衛権を行使できる状況を意味し、中国側はこれを「露骨な挑発」と受け止めました。 - 中国側の反応(11月13日)
中国外務次官・孫衛東氏が日本の金杉憲治・駐中国大使を呼び出し、「厳正な申し入れと強烈な抗議」を表明。発言の撤回を求めました。 - 日本側の対応(11月14日)
日本外務省も中国の呉江浩・駐日中国大使を呼び出し、中国・薛剣大阪総領事によるSNSでの過激な投稿(「汚い首は斬ってやるしかない」など)に対し強く抗議しました。
🚨 中国外務省の渡航自粛勧告(11月14日深夜)
・理由として挙げられたのは:
- 日本の指導者による台湾に関する挑発的発言
- 日中間の人的交流の雰囲気の悪化
- 在日中国人の身体と生命の安全に「重大なリスク」が生じていると主張。
・実際の治安状況に関する根拠は示されておらず、政治的な報復措置とみる向きもあります。
🌏 影響と見通し
- 観光・経済面への影響
中国からの訪日観光客は2025年9月時点で750万人を超え、全体の約25%を占める重要な市場。渡航自粛が長引けば、観光業や地方経済に打撃となる可能性があります。 - 外交関係の緊張
両国は「戦略的互恵関係」を掲げてきましたが、今回の応酬はその方向性と相いれないものと日本側は認識しています。
この一連の動きは、台湾問題をめぐる日中間の立場の違いが顕在化した象徴的な事例です。
つづいて、台湾の反応です。
台湾政府は、中国による日本への渡航自粛呼びかけを「政治目的のための複合的な脅し」と強く批判し、民主主義国家として日本との連携を改めて強調しました。
🇹🇼 台湾の公式反応
- 台湾総統府の声明(11月15日)
中国の措置に対し、台湾総統府は「政治目的のために日本に複合的な脅しをかけている」と非難しました。 - 地域の安定への懸念
中国の対日姿勢が「インド太平洋地域の安定を脅かしている」と警鐘を鳴らし、「中国はトラブルメーカーにならないよう望む」と明言しました。 - 日台の価値観の共有を強調
台湾は「日本と自由や民主主義の価値観を共有している」とし、今回の中国の行動はその価値観に対する挑戦であるとの立場を示しました。
🔍 背景にある台湾の立場
- 日本の高市首相の発言(台湾有事が「存立危機事態」になり得る)に対する中国の過剰な反応は、台湾にとって「中国の威圧的な姿勢」の証左と映っているようです。
- 台湾は一貫して「中国の圧力外交」に警戒を強めており、今回の件もその延長線上にあると見ています。
最後に影響を受ける日本企業です。
中国との関係悪化により影響を受ける日本企業は、特に「観光・小売」「自動車」「電子部品・半導体」「化学・素材」などの分野に集中しています。高島屋、ホンダ、日産、村田製作所、住友化学などが代表例です。
🏨 観光・小売業界:インバウンド依存度が高い
- 高島屋・三越伊勢丹・パルコなどの百貨店
中国人観光客は訪日外国人の中で最大の割合を占めており、売上の10〜30%を占める店舗もある。渡航自粛が長引けば、来店客数・免税売上に大きな打撃。 - ホテル・観光施設
大手ホテルチェーンや地方の観光地も、中国人団体客の減少で稼働率が低下する可能性。
🚗 自動車業界:現地生産・販売の比率が高い
- ホンダ・日産・トヨタ
中国市場は世界最大の自動車市場。ホンダと日産は現地工場の閉鎖や生産縮小を進めており、地政学リスクが再編を加速。 - 部品メーカー(デンソー、アイシンなど)
中国の現地自動車メーカーとの取引が多く、需要減や規制強化の影響を受けやすい。
💻 電子部品・半導体:輸出依存とサプライチェーンの脆弱性
- 村田製作所・ローム・ソニーセミコンダクタ
中国は主要な製造拠点かつ輸出先。レアアース規制や輸出管理強化が部材調達や生産に影響。 - キーエンス・オムロン
工場の自動化需要が減速すれば、FA機器の販売にも影響。
🧪 化学・素材・インフラ系
- 住友化学・三井化学・旭化成
中国での生産拠点を持ち、環境規制や補助金政策の変化に左右されやすい。 - 日立・三菱電機・東芝
インフラ・エネルギー関連の大型案件が中国政府の方針で停滞するリスク。
📉 今後の展望と企業の対応
- 人的交流・通関の不透明性も課題
ビザ免除の継続や通関手続きの簡素化が求められている。 - 撤退ではなく「再編・分散」へ
完全撤退は困難だが、ASEANやインドへの生産移転、中国国内での事業縮小・再構築が進行中。
高市首相は今後、中国に対して「冷静かつ毅然とした姿勢」を維持しつつ、対話の窓口を閉ざさず、戦略的互恵関係の再構築を目指すべきです。過度な挑発や譲歩のいずれにも偏らない、バランス感覚が求められます。
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