スポンサーリンク

FOMC 5月の振り返り

投資

※当ブログでは商品・サービスのリンク先にプロモーションを含みます。ご了承ください。 

こんにちは、当ブログをご覧くださりありがとうございます。
投資と受験(子育て)について発信している弾正少弼です。
(投稿2024年5月)
今回は、アメリカ FOMC 5月の振り返りです。最初に まとめ から
3月記事を読んだあなたは、2項を飛ばしてもOKです。

まとめ

・政策金利は据え置き。5.25~5.50%。金利下げは 11月有力。

FOMCとは

・FOMC。米国の金融政策を決定する会合。FRB7名の理事(総裁、副総裁含)と地区連銀総裁のうち5名(NY連銀総裁は常駐でFOMC副議長となる、残りは持ち回り)の12名が投票権を持つ。残り7名の地区連銀総裁、NY地区連銀副総裁も議論には参加するが、投票権を持たない。

米連邦公開市場委員会(FOMC:Federal Open Market Committee)。米国の金融政策を決定する会合。年8回の定例会合と、必要に応じて臨時会合が開催される。

景気やインフレ率の見通しに基づいて、金融政策に関する声明を発表している。
FOMCの政策決定は、米国経済だけでなく、世界経済にも大きな影響を与えています。

総裁・副総裁を含む最大7名の常任理事(欠員あり)と、12の地区連邦銀行総裁のうち5名による投票で政策を決定する。12の地区連銀のうち、金融政策の実務を担当するNY連銀総裁はFOMCの副議長として常に投票権を持ち、残り11地区については4つのグループに分かれて年ごとに投票権を持つ。

年8回の定例会合のうち、4回の会合で参加メンバー(投票権の有無にかかわらず全員)による今後数年間の年末時点での経済成長率・失業率・物価・政策金利水準の見通しが発表される。

このうち政策金利水準の見通しは、各メンバーの見通しをドットの形でグラフに示したドット・プロットが公表され、平均値や中心地だけでなく、分布も確認することが出来る。

会合後の総裁会見は参加メンバーによる見通し公表のある会に限られていたが、2019年から全会合後の実施に変更された。

米国の政策金利はフェデラル・ファンド金利(FF金利)誘導目標。0.25%のレンジで目標が示される。

米国夏時間:日本時間午前3時、冬時間:日本時間午前4時の発表。

・FED。日本語では連邦準備制度。Federal Reserve SystemのFederalを略してFed(フェッド)と呼ばれ、FRSともいう。米国の中央銀行制度のこと。連邦準備理事会(FRB:Federal Reserve Board)、連邦公開市場委員会(FOMC:Federal Open Market Committee)、全米12地区の連邦準備銀行(FRB:Federal Reserve Banks)から構成される。

・連邦準備理事会(FRB)は、日本銀行(日本の中央銀行)に相当し、Fedの最高機関として米国の金融政策を策定・実施するとともに、各地区の連邦準備銀行(FRB)を総括する。連邦公開市場委員会(FOMC)は、日本の金融政策決定会合に相当し、連邦準備理事会(FRB)が定期的に開く会合で、FFレートの誘導目標など公開市場操作の方針を決定する。連邦準備銀行(FRB)は、連邦準備理事会(FRB)の下に置かれ、決定された金融政策の実施や、米ドル紙幣(連邦準備券)の発行などを行う

・2024年のFOMC開催日程

FOMCでの声明

FOMCは4月30-5月1日に開催した定例会合で、主要政策金利を据え置くことを決定した。
主な内容は下記

  • 金利の決定: 米連邦公開市場委員会(FOMC)は、金利を5.25-5.5%の範囲で据え置くことを決定。
  • 会合の日程: 会合は4月30日から5月1日に開催されました。
  • 連続据え置き: これで金利据え置きは6会合連続となります。
  • インフレ進展の欠如: FOMCはインフレに進展がないとして、金利を変更しないことを選択しました。
  • QT米国債のランオフ(償還に伴う保有証券減少)のペースは現在、月間最大600億ドル相当ですが、この上限を6月から250億ドルに減らす計画です。

FOMC声明のポイント

米連邦公開市場委員会(FOMC)は、5月2日に発表した声明によれば、最近の複数の指標は経済活動が堅調なペースで拡大を続けていることを示唆しています。以下に、声明の主なポイントを要約します。

  1. 雇用とインフレの状況:
    • 雇用の伸びは強さを維持しており、失業率は低いままです。
    • インフレはこの1年で緩和したものの、依然として高い水準にあります。
    • ここ数カ月、委員会が目指す2%のインフレ目標に向けた一段の進展は見られていません。
  2. 目標とリスク:
    • 委員会はより長期にわたって最大限の雇用と2%のインフレを達成することを目指しています。
    • 雇用とインフレの目標達成に対するリスクは、この1年でより良いバランスへ移行してきたと判断されています。
    • 経済見通しは不確かであり、引き続きインフレリスクに注意を払っています。
  3. 金利誘導目標:
    • 委員会はフェデラルファンド(FF)金利誘導目標のレンジを5.25%から5.5%に据え置くことを決定しました。
    • 今後のデータや見通しの変化、リスクのバランスを慎重に考慮しながら、誘導目標レンジの引き下げを検討する用意があります。
    • インフレ率が持続的に2%に向かっているとの確信が強まるまで、誘導目標レンジの引き下げは適切ではないと判断されています。
  4. 資産ポートフォリオの削減:
    • 委員会は財務省証券とエージェンシー債、GSE保証付き住宅ローン担保証券(MBS)の保有削減を継続しています。
    • 米国債の償還ペースは6月から月当たり最大600億ドルから同250億ドルに減らされ、エージェンシー債とエージェンシーMBSの償還は月当たり最大350億ドルに維持されます。
    • 超える元本償還分については米国債に再投資されます。
  5. 金融政策の適切なスタンス:
    • 委員会は今後の情報が経済見通しに与える意義を引き続き監視しています。
    • 目標達成を妨げる可能性のあるリスクが出現した場合、金融政策スタンスを調整する用意があります。
    • 労働市場の状況、インフレ圧力、国際情勢などを幅広く考慮して判断されます。
  6. 賛成したメンバー:
    • 今回の金融政策措置には、パウエル議長、ウィリアムズ副議長、バーキン総裁、バー連邦準備制度理事会(FRB)副議長、ボスティック総裁、ボウマン理事、クック理事、デーリー総裁、ジェファーソンFRB副議長、クーグラー理事、メスター総裁、ウォラー理事

政策金利の推移

2024年5月の政策金利です。2024年5月2日発表
・政策金利は据え置き。5.25~5.50%。金利下げは後退 11月有力。

アメリカ経済が堅調の為、23年7月からの高金利維持は継続。
銀行不安は後退してますが、引き続き注視が必要です。

↓FedWatch 5月3日の段階では7月の政策金利据え置きが60%超え


下をクリックしていただけると励みになります。
にほんブログ村 投資ブログ 投資日記へPVアクセスランキング にほんブログ村

Prime Student
Audible
Amazon music unlimited
インターネットでお得に取引!松井証券
ハイスピードプランの詳細はこちら
格安ドメイン取得サービス─ムームードメイン─

コメント

タイトルとURLをコピーしました