こんにちは、当ブログをご覧くださりありがとうございます。
投資と受験(子育て)について発信している弾正少弼です。
(投稿2024年1月)
今回は、アメリカ 実質GDP速報値の話です。最初に まとめ から
12月記事を読んだあなたは、2項を飛ばしてもOKです。
まとめ
・実質GDPは予想2.0%に対し3.3%と成長ペースが維持。
・個人消費が2.8%と予想2.6%を上回り、消費も底堅い。
アメリカ GDPとは
国内総生産。アメリカ国内で新たに生産された財やサービスの付加価値の合計であり、物価変動の影響を除去したもの。
個人消費、設備投資、住宅投資、在庫投資、政府支出、純輸出(輸出から輸入を差し引いたもの)によって構成される。国内の生産活動の全体像を把握することができる重要な指標である。
米商務省経済分析局から四半期ごとに、速報値、改定値、確報値の3回に分けて発表される。速報値は当該四半期終了後の翌月末(1-3月期のGDPであれば4月末)に発表される。市場の注目度は速報値がもっとも高い。
・1-3 月期 :1Q(第1クオータ)
・4-6 月期 :2Q(第2クオータ)
・7-9 月期 :3Q(第3クオータ)
・10-12月期:4Q(第4クオータ)
米国夏時間:日本時間午後9時半、冬時間:日本時間午後10時半の発表。
【GDPの見方】
実質GDPの前期比と前期比年率は、GDPの見方として最も注目されます。これらは、前の四半期に比べてGDPが増加しているか、それとも減少しているかという観点から、経済の動向を判断するのに重要です。特に、2四半期連続でマイナス成長となる場合は、「テクニカル・リセッション(景気後退)」と呼ばれます。
アメリカのGDPの内訳について、専門家の見解を紹介します。アメリカのGDPは、個人消費、投資、政府支出、輸出入の4つの要素で構成されています。2020年第4四半期のGDPは約21兆ドルでしたが、そのうち消費が約14兆ドル、投資が約4兆ドル、政府支出が約3兆ドル、輸出入が約-0.5兆ドルとなっています。消費はGDPの約68%を占める最大の要素であり、個人や家計の支出を反映しています。投資はGDPの約19%を占める次に大きな要素であり、企業や団体の設備投資や在庫投資、住宅建設などを含みます。政府支出はGDPの約14%を占める要素であり、連邦政府や州政府、地方政府の公共サービスやインフラなどの支出を示します。輸出入はGDPの約-2%を占める要素であり、アメリカが他国から輸入したものと他国に輸出したものの差額を表します。アメリカは輸入超過国であるため、この要素はマイナスになっています。
GDPの推移
2023年10ー12月 第4四半期のGDP速報値です。2024年1月25日発表
・実質GDPは予想2.0%に対し3.3%と成長ペースが維持。
・個人消費が2.8%と予想2.6%を上回り、消費も底堅い。
2023年の米国経済は、利上げを続ける連邦準備理事会(FRB)の政策にもかかわらず、消費支出の強さに支えられて景気後退(リセッション)を回避しました。
インフレ圧力も和らいだが、FRBが3月に利下げを始めるのは早すぎる見方が強くなったとも言えます。
GDPの発表を受けて、米国の金利先物市場では、3月に利下げが行われる確率が約45%、5月までに利下げが行われる確率が90%となっています。
以前インフレの長期化懸念は残っています。
2024年第1Qはイスラエル紛争、過剰貯蓄の底付き、全米自動車労働組合(UAW)のストライキ、学生ローン返済の再開、実質賃金の伸び悩み、ガソリン需要の落ち込み、ローン金利の上昇及び
企業の資金繰りの悪化による影響で成長が鈍化する可能性がある。引き続き注視が必要。
下をクリックしていただけると励みになります。他のブロガーさんも参考にして下さい。
Prime Student
Audible
Amazon music unlimited
インターネットでお得に取引!松井証券
ハイスピードプランの詳細はこちら
格安ドメイン取得サービス─ムームードメイン─
コメント