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投資について発信している弾正少弼です。
(投稿2026年1月)
今回は、カナダ、インドへのエネルギー輸出拡大検討 です。
カナダがインドへのエネルギー輸出拡大を検討しているというニュースには、**「トランプ政権による保護主義への警戒」と「外交関係の劇的な改善」**という2つの大きな背景があります。
カナダのホジソン・エネルギー相は、2026年1月にインドで開催された会議で、エネルギー輸出の98%を米国に依存している現状を「戦略的な誤り(Strategic blunder)」とまで表現し、強い危機感を示しました。
主な背景と要因を整理すると以下の通りです。
1. 「脱・米国依存」:トランプ政権の影響
最大の要因は、隣国アメリカの政治状況です。
- 関税リスクの回避: 米国のドナルド・トランプ大統領(第2期)が掲げる保護主義的な政策や、カナダ製品への高関税示唆を受け、カナダは経済的なリスク分散を急いでいます。
- 市場の多様化: 米国一辺倒の輸出構造は、米国内の政策変更や需要の変化に非常に脆いため、カナダ政府は「米国以外への輸出を10年以内に倍増させる」という目標を掲げています。
2. カナダ・インド関係の「リセット」
これまで両国関係は冷え込んでいましたが、急速に修復が進んでいます。
- 外交上の雪解け: 2023年に起きたシク教指導者殺害事件を巡り、ジャスティン・トルドー前政権下で両国関係は最悪の状態にありました。しかし、マーク・カーニー首相(前カナダ銀行総裁)率いる現政権になり、経済実利を優先する形で関係改善(リセット)が進んでいます。
- エネルギー対話の再開: 8年ぶりに閣僚級のエネルギー対話が再開され、原油、LNG(液化天然ガス)、ウラン、LPG(液化石油ガス)などの供給拡大が具体的に話し合われています。
3. インフラ整備と需要の合致
物理的な輸出環境が整ってきたことも背景にあります。
- 西海岸ルートの強化: カナダは西海岸(太平洋側)へのパイプライン(トランス・マウンテン拡張など)やLNG輸出ターミナルの整備を進めており、これまでは難しかったアジア市場(インド・中国など)への大規模な直接輸出が可能になりつつあります。
- インドの爆発的な需要: インドは世界で最もエネルギー需要が伸びている市場であり、原油だけでなく、原子力発電向けのウランや、脱炭素に向けたクリーンなエネルギー資源を大量に必要としています。
まとめ:何が起きようとしているのか?
カナダは、米国から「不当な関税」や「不透明な通商政策」を突きつけられるリスクを減らすため、「世界最大の成長市場」であるインドを戦略的パートナーに選んだと言えます。
今後の注目点: 2026年3月にはカーニー首相のインド訪問も予定されており、数千億円規模のウラン供給契約などが締結される見通しです。
カナダのエネルギー関連株に注目ですね。
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