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テスラ、米生産で中国製部品の排除

投資

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こんにちは、当ブログをご覧くださりありがとうございます。
投資について発信している弾正少弼です。
(投稿2025年11月)
今回は、 テスラ、米生産で中国製部品の排除 です。

背景には米中の地政学的緊張と関税リスク、そして米国製造強化の戦略があります。テスラはサプライチェーンの「脱中国化」を加速させています。

以下に、整理します:

🧭 背景の主な要因

  • 米中貿易摩擦の激化
    • ドナルド・トランプ大統領による中国製品への高関税政策が再び強化され、テスラは価格戦略の策定に苦慮。
    • 関税の変動が激しく、安定した価格設定が困難になっている。
  • 地政学的リスクの高まり
    • 米中間の緊張が続く中、サプライチェーンの政治的リスクが顕在化。
    • 特にレアアースや半導体など重要部品の供給逼迫が懸念されている。
  • 新型コロナによる教訓
    • パンデミック時に中国製部品の供給が混乱した経験から、テスラは中国依存の見直しを進めてきた。
  • 米国製造強化と税制優遇
  • インフレ抑制法(IRA)により、米国内での部品調達比率を高めることで税制優遇を受けられる。
  • 特にバッテリー部品では中国依存が高く、LFP電池の調達先変更が焦点。

🔧 テスラの具体的な対応

  • サプライヤーへの要求
    • 米国向けEVの製造において、中国製部品の使用を排除するよう要請。
    • 一部の部品はすでに中国以外で製造されたものに切り替え済み。
  • 代替調達先の確保
  • メキシコや東南アジアへの生産拠点移転を促進。
  • テキサス工場での電池生産能力拡大、日本・韓国企業との提携強化。

🌍 業界への波及と象徴性

  • 「デカップリング(分離)」の象徴
    • テスラの動きは、グローバルサプライチェーンの政治的再編を象徴する事例とされる。
    • フォードやGMも類似方針を検討中。
  • 中国市場への影響
  • テスラの中国製EV販売は減少傾向。上海工場の生産台数も大幅減。

この報道は、テスラが単なるコスト削減ではなく、政治・経済・製造戦略の複合的な判断に基づいて「脱中国化」を進めていることを示しています。

つづいて、テスラの決算状況です。
テスラの2025年Q3決算は「増収・減益」。売上は過去最高を記録した一方、利益率は大幅に低下しました。
以下にまとめます:

📊 2025年第3四半期(7〜9月)の主な財務指標

  • 総売上高:280.95億ドル(前年同期比 +12%)
  • 車両納入台数:497,099台(過去最高)
  • エネルギー貯蔵導入量:12.5GWh(+81%)
  • GAAP営業利益:16.24億ドル(前年同期比 -40%)
  • GAAP純利益:13.73億ドル(同 -37%)
  • 営業利益率:5.8%(前年同期 10.8%)
  • 調整後EPS(1株利益):0.50ドル(前年同期 0.72ドル)

🔍 減益の背景

  • AI・自動運転・ロボティクスへの投資増加
  • FSD(完全自動運転)、ロボタクシー、人型ロボット「Optimus」などの開発費が増加
  • AI関連従業員への株式報酬もコスト増要因
  • 販売管理費(SG&A)の増加
  • グローバル展開に伴う販管費が前年同期比 +50%
  • 関税・原材料コストの上昇
  • 米中貿易摩擦の影響で部品調達コストが増加
  • EV税控除終了前の駆け込み需要
  • 一時的な販売増が利益率低下を招いた

💡 その他の注目点

  • フリーキャッシュフロー:39.9億ドル(前年同期比 +46%)
  • 現金・投資残高:416.47億ドル(+24%)
  • モデル別動向:
  • モデル3/Y:481,166台(+9%)
  • サイバートラックなど:15,933台(-30%)

テスラは「EVメーカー」から「現実世界AI企業」への転換を強く打ち出しており、収益性よりも長期的な技術投資を優先する姿勢が鮮明です。


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