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ISM非製造業景気指数 2月の振り返り

投資

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こんにちは、当ブログをご覧くださりありがとうございます。
投資について発信している弾正少弼です。
(投稿2026年2月)
今回は、アメリカ ISM非製造業景気指数(サービス業)2月の振り返りです。
1月記事を読んだあなたは、1項を飛ばしてもOKです。

ISM非製造業景気指数とは

ISM(Institute for Supply Management:供給管理協会)が全米の非製造業375社の購買担当役員に対するアンケート調査を実施し、その結果を基に作成する景況感を表す指数。

ISM非製造業景気指数とは、アメリカのサービス業や建設業などの活動を測る指標です。この指数は、毎月、約400社の企業にアンケートを行って作られます。アンケートでは、業務量や受注量、在庫量、雇用状況などについて、前月と比べて増えたか減ったか同じかを答えてもらいます。それぞれの項目に対して、増えたと答えた企業の割合から減ったと答えた企業の割合を引いたものを、拡大係数と呼びます。拡大係数がプラスになると、その項目は前月よりも改善したことになります。拡大係数がマイナスになると、その項目は前月よりも悪化したことになります。そして、それぞれの項目に重み付けをして合計したものが、ISM非製造業景気指数になります。この指数が50以上になると、非製造業全体が拡大していることになります。逆に、この指数が50以下になると、非製造業全体が縮小していることになります。この指数は、アメリカ経済の約70%を占める非製造業の動向を知ることができる重要な指標です。また、非製造業の活動が増えると、物価や金利が上昇する可能性が高まります。そのため、この指数は、金融市場や株式市場にも影響を与えます。

非製造業(375社以上)の購買・供給管理の責任者を対象に、各企業の受注や在庫、価格など10項目についてアンケート調査を実施。「良くなっている」、「同じ」、「悪くなっている」の三者択一の回答結果を集計し、季節調整を加えた事業活動・新規受注・雇用・入荷遅延の4つの指数をもとに、ISM非製造業景況感の総合指数を算出する。

ISM製造業景気指数と同様に、0から100までのパーセンテージで表し、50%を景気の拡大・後退の分岐点、50%を上回ると景気拡大、50%を下回ると景気後退を示す。

ISM製造業の2営業日後、毎月第3営業日に発表される。

労働省による雇用統計の発表と前後するが、雇用統計よりも発表が早い場合、雇用における非製造業の割合が大きいこともあって、先行指標として注目される。

ISM非製造業景気指数の推移

2026年2月5日に発表された1月のISM非製造業景気指数(PMI)の結果と、それを受けた米国株の見通しについて整理します。

結論から言えば、**「米景気の底堅さが確認された一方で、市場の関心は景気指数そのものよりもハイテク株の調整や雇用情勢に移っている」**という状況です。

今回の結果は、市場予想をわずかに上回り、米国のサービス業が引き続き拡大圏にあることを示しました。

  • 総合指数:53.8 (予想:53.4 / 前月:54.4 改定値53.8)
    • 事業活動指数: 前月から横ばい、高い水準を維持。
    • 雇用指数: 拡大圏(50以上)は維持したものの、低下。雇用拡大を報告した業種数が減少しました。
  • 評価: 景気判断の節目である「50」を安定して上回っており、2026年1-3月期の米景気が緩やかな加速局面にあることを裏付ける内容となりました。

1月 ISM非製造業景気指数:項目別内訳

項目1月実績前月実績前月比景気判断(50以上=拡大)
総合指数 (Services PMI)53.853.8±0.0拡大維持(19カ月連続)
事業活動 (Business Activity)57.455.2+2.2力強い拡大(2024年10月以来の高水準)
新規受注 (New Orders)53.156.5-3.4拡大維持(ただしペースは鈍化)
雇用 (Employment)50.351.7-1.4拡大(ただし節目50のギリギリまで低下)
入荷遅延 (Supplier Deliveries)54.251.8+2.4配達がより遅延(=供給のボトルネック)
支払価格 (Prices)66.665.1+1.5インフレ圧力増(14カ月連続60超)
在庫 (Inventories)45.154.2-9.1拡大から縮小に転換(在庫不足感)
新規輸出受注 (New Export Orders)45.054.2-9.2大幅な縮小(関税等の影響を示唆)

ISM製造業景気指数はこちら


米国株の現状と今後の見通し

良好な景気指標が出たにもかかわらず、株式市場(特にハイテク銘柄)は少し複雑な動きを見せています。

短期的な市場の反応

  • ダウ平均: 景気の堅実さを好感し、ディフェンシブ株(ヘルスケアや生活必需品)を中心に買いが入り、底堅く推移しています。
  • ナスダック / S&P 500: ソフトウェアや半導体などのハイテク銘柄で利益確定の売りが続いており、指数としては軟調な場面が見られました。

今後の注目ポイントと見通し

  1. 「ソフトランディング」から「ノーランディング」へ: 景気が想定以上に強いため、FRB(米連邦準備制度理事会)による早期利下げ期待が後退し、金利が下げ止まる可能性があります。これはバリュエーションの高いハイテク株には短期的には重荷です。
  2. 労働市場の減速感: ISMの雇用指数の低下や、同時期に発表されたADP雇用者数の下振れ(2.2万人増)など、**「景気は強いが雇用は冷えてきている」**というミックスなシグナルが出ています。これが「賃金インフレの抑制」と捉えられれば、株価にはプラスに働きます。
  3. セクターローテーション: これまで相場を牽引してきたハイテク株から、エネルギー、素材、ディフェンシブといった割安・景気敏感セクターへ資金がシフトする動きに注意が必要です。

まとめ

米国経済は「良好なスタート」を切りましたが、市場は「景気が良すぎて金利が下がらないリスク」と「雇用の冷え込み」の間で揺れています。短期的にはハイテク株の調整が続く可能性があるものの、景気自体は崩れていないため、押し目買いのチャンスを伺う局面かも…。


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