こんにちは、当ブログをご覧くださりありがとうございます。
投資について発信している弾正少弼です。
(投稿2026年1月)
今回は、アメリカ ISM非製造業景気指数(サービス業)1月の振り返りです。
12月記事を読んだあなたは、1項を飛ばしてもOKです。
ISM非製造業景気指数とは
ISM(Institute for Supply Management:供給管理協会)が全米の非製造業375社の購買担当役員に対するアンケート調査を実施し、その結果を基に作成する景況感を表す指数。
ISM非製造業景気指数とは、アメリカのサービス業や建設業などの活動を測る指標です。この指数は、毎月、約400社の企業にアンケートを行って作られます。アンケートでは、業務量や受注量、在庫量、雇用状況などについて、前月と比べて増えたか減ったか同じかを答えてもらいます。それぞれの項目に対して、増えたと答えた企業の割合から減ったと答えた企業の割合を引いたものを、拡大係数と呼びます。拡大係数がプラスになると、その項目は前月よりも改善したことになります。拡大係数がマイナスになると、その項目は前月よりも悪化したことになります。そして、それぞれの項目に重み付けをして合計したものが、ISM非製造業景気指数になります。この指数が50以上になると、非製造業全体が拡大していることになります。逆に、この指数が50以下になると、非製造業全体が縮小していることになります。この指数は、アメリカ経済の約70%を占める非製造業の動向を知ることができる重要な指標です。また、非製造業の活動が増えると、物価や金利が上昇する可能性が高まります。そのため、この指数は、金融市場や株式市場にも影響を与えます。
非製造業(375社以上)の購買・供給管理の責任者を対象に、各企業の受注や在庫、価格など10項目についてアンケート調査を実施。「良くなっている」、「同じ」、「悪くなっている」の三者択一の回答結果を集計し、季節調整を加えた事業活動・新規受注・雇用・入荷遅延の4つの指数をもとに、ISM非製造業景況感の総合指数を算出する。
ISM製造業景気指数と同様に、0から100までのパーセンテージで表し、50%を景気の拡大・後退の分岐点、50%を上回ると景気拡大、50%を下回ると景気後退を示す。
ISM製造業の2営業日後、毎月第3営業日に発表される。
労働省による雇用統計の発表と前後するが、雇用統計よりも発表が早い場合、雇用における非製造業の割合が大きいこともあって、先行指標として注目される。
ISM非製造業景気指数の推移
1月8日に公表されたISMサービス業指数(12月分)は、総合指数が54.4と市場予想52.2を大きく上回り、サービス業の拡大が加速したことが示されました。サブ指数も広く改善し、米サービス業の底堅さが確認される内容でした。
📊 ISMサービス業指数(12月分)まとめ
発表日:2026年1月8日(日本時間)
■ 総合指数(NMI)
- 54.4(前月 52.6、予想 52.3)
→ 拡大基調が強まり、市場予想を大幅に上回るサプライズ。
🔍 サブ指数の動き(12月)
TradingEconomics のデータより:

📝 全体評価
- サービス業の拡大が明確に加速
- 需要(新規受注)が強く、雇用も回復
- 価格指数は高止まり → インフレ圧力は継続
米国経済の7割を占めるサービス業が強いことで、
「景気は底堅いが、インフレはまだ完全には落ち着いていない」
というメッセージを市場に与える内容でした。



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