こんにちは、当ブログをご覧くださりありがとうございます。
投資について発信している弾正少弼です。
(投稿2025年11月)
今回は、アメリカ ISM製造業景気指数 11月の振り返りです。
10月記事を読んだあなたは、1項を飛ばしてもOKです。
ISM製造業景気指数とは
ISM(Institute for Supply Management:供給管理協会)が全米の製造業350社の購買担当役員に対するアンケート調査を実施し、その結果を基に作成する景況感を表す指数。景気の先行指標として注目されている。
「新規受注(30%)、生産(25%)、雇用(20%)、入荷遅延(配送時間)(15%)、在庫(10%)」の5項目につき、「良くなっている(1)、同じ(0.5)、悪くなっている(0)」の三者択一の回答結果を点数化し、カッコ内数値でウエイト付けした加重平均で算出される。50が好況と不況の分岐点を意味する。
50を基準として、50以上で景気拡大を示し、50以下で景気縮小を示します。 指数が高いほど景気が良いとされ、市場参加者や投資家にとってはアメリカの景気動向を把握する上で重要な指標の1つとなっています。
ISM製造業景気指数は、毎月の調査によって算出されます。雇用などの指標を集計して算出されます。
公表された項目ごとの数字の中で新規受注、生産の項目は、景気とのかかわりから注目度が高い。また、米雇用統計よりも発表が早いことが多い(発表が同一日となる場合は、雇用統計の方が発表される時間が早い)ことから、雇用部門の数字は、雇用統計の先行指標として注目される。
米国夏時間:日本時間午後11時、冬時間:日本時間午前0時の発表。
ISM製造業景気指数の推移
2025年11月4日に発表されたISM製造業景気指数の結果です。
2025年10月の米ISM製造業景気指数は「48.7」で、8カ月連続で景気縮小を示す50割れとなりました。新規受注はわずかに改善したものの、生産と雇用は依然として弱い状況です。
🏭 ISM製造業景気指数(2025年10月分)まとめ
総合指数:48.7
- 前月:49.1
- 市場予想:49.2
- 50未満は景気縮小を示す。8カ月連続で縮小圏に滞留
新規受注:49.4
- 前月:48.9
- わずかに改善したが、依然として縮小圏
生産:48.2
- 前月:51.0
- 再び縮小に転じた
雇用:46.0
- 前月:45.3
- 9カ月連続で縮小圏。企業は採用に慎重
入荷遅延:54.2
- 前月:52.6
- 関税の影響で納期が長期化。50超は遅延を示す
仕入れ価格:58.0
- 前月:61.9
- 今年1月以来の低水準。関税によるコスト圧力はピークを越えた可能性
📉 背景と注目点
- 関税の影響:供給網の混乱やコスト上昇が続いており、製造業の活動を抑制。
- 雇用の慎重姿勢:企業は不確実性の中で採用を控えており、レイオフや欠員補充の見送りが目立つ。
- インフレ圧力の緩和:仕入れ価格の低下は、インフレのピークアウトを示唆。
この結果は、米製造業が依然として厳しい環境にあることを示していますが、仕入れ価格の低下や新規受注の改善は、今後の回復への兆しとなるか 今後の経済指標に注目。

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