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テスラのねらい

投資

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こんにちは、当ブログをご覧くださりありがとうございます。
投資について発信している弾正少弼です。
(投稿2025年9月)
今回は、テスラのねらいです。

テスラが電気自動車(EV)メーカーからAI・ロボティクス企業へと根本的に転換しようとしているという、極めて野心的な戦略があります。その中で、イーロン・マスク氏の存在が不可欠だとする見方が強まっています。

🧠 背景のポイント

1.テスラの戦略転換:マスタープランⅣ

  • 2025年9月に発表された「マスタープランⅣ」で、テスラは企業価値の8割が人型ロボット「オプティマス」から生じると宣言。
  • EV市場の成長鈍化を受け、AI・ロボティクス分野を新たな成長エンジンと位置づけ。
  • 自動運転技術(FSD)やロボタクシー事業も中核に据え、製造業から技術サービス企業への転身を目指す。
  1. マスク氏への依存と報酬パッケージ
  • テスラ会長ロビン・デンホルム氏は「この転換期を率いるのはマスク氏しかいない」と明言。
  • マスク氏に対して最大1兆ドル規模の報酬パッケージが提示され、株主投票にかけられる予定。
  • この報酬は、ロボタクシー事業の拡大やEV販売台数の目標達成など、複数の成果に連動する仕組み。
  1. Dojoプロジェクトの終焉と新AI戦略
  • テスラは独自のAIスーパーコンピュータ「Dojo」プロジェクトを2025年8月に終了。
  • 代わりに、Nvidia製GPUを活用した「Cortex」スーパーコンピュータに注力し、より現実的なAI訓練環境へ移行。
  • サムスンとの165億ドル契約により、次世代AIチップの製造も外部委託へシフト。

🔍 なぜ「マスク氏だけ」なのか

  • マスク氏はテスラ、SpaceX、Neuralink、xAIなど複数の先端企業を率いる稀有な存在。
  • デンホルム会長は「他社での創造的エネルギーがむしろテスラの助けになっている」と評価。
  • CEO職にとどまらず、最高製品責任者(CPO)など別の役職での継続関与も選択肢として検討されている。

これは、テスラの未来がAIとロボティクスにかける賭けであり、その成否がマスク氏のビジョンと実行力に大きく依存していることを浮き彫りにしています。まさに「企業の命運=個人の能力」という、現代型リーダーシップの象徴的な事例ですね。

つづいて、テスラのAI戦略について
以下に、2025年時点での最新動向を体系的にまとめました。

🚗 テスラのAI戦略:3つの柱
① 自動運転技術(FSD)とCortexスーパーコンピュータ

  • 従来の「Dojo」プロジェクトは2025年8月に終了。D1チップによる独自路線は限界に直面。
  • 代替として「Cortex」スーパーコンピュータを導入。Nvidia製GPU(H100/H200)を10万基以上搭載し、FSD(Full Self-Driving)V13の開発を加速。
  • テスラは視覚ベースのAI認識にこだわり、LiDARを使わずカメラのみで人間の認知を模倣。

② 人型ロボット「オプティマス」

  • マスク氏は「テスラの企業価値の8割はオプティマスから生じる」と明言。
  • 2025年には5000台の生産目標と「エピックデモ」計画を発表。22自由度の手指制御など、実用レベルに到達。
  • 工場内作業から家庭用まで、汎用ロボットとしての展開を視野に入れている。

③ AIチップ製造と外部連携

  • サムスンと165億ドルの契約を締結し、次世代AIチップ「AI6」の製造を委託。
  • 自社開発から外部パートナーとの協業へシフト。開発スピードと互換性を重視する現実的な判断。

🧭 戦略の方向性:マスタープランⅣの核心

🧠 マスク氏の役割と報酬構造

  • テスラ会長は「この転換期を率いるのはマスク氏しかいない」と明言。
  • 最大1兆ドル規模の報酬パッケージが提示され、ロボタクシー事業やEV販売台数などの成果に連動。
  • CEO職にとどまらず、最高製品責任者(CPO)など別の役職での継続関与も選択肢。

この戦略は、EV市場の成長鈍化という現実を受けて、AIとロボティクスによる新たな産業革命を起こす試みです。


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