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ISM製造業景気指数 2月の振り返り

投資

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こんにちは、当ブログをご覧くださりありがとうございます。
投資と受験(子育て)について発信している弾正少弼です。
(投稿2024年2月)
今回は、アメリカ ISM製造業景気指数 2月の振り返りです。最初に まとめ から
1月記事を読んだあなたは、2項を飛ばしてもOKです。

まとめ

・15か月連続で経済活動は縮小したが、予想47を上回る49.1%
・アメリカ経済は底堅い

ISM製造業景気指数とは

ISM(Institute for Supply Management:供給管理協会)が全米の製造業350社の購買担当役員に対するアンケート調査を実施し、その結果を基に作成する景況感を表す指数。景気の先行指標として注目されている。

「新規受注(30%)、生産(25%)、雇用(20%)、入荷遅延(配送時間)(15%)、在庫(10%)」の5項目につき、「良くなっている(1)、同じ(0.5)、悪くなっている(0)」の三者択一の回答結果を点数化し、カッコ内数値でウエイト付けした加重平均で算出される。50が好況と不況の分岐点を意味する。

50を基準として、50以上で景気拡大を示し、50以下で景気縮小を示します。 指数が高いほど景気が良いとされ、市場参加者や投資家にとってはアメリカの景気動向を把握する上で重要な指標の1つとなっています。

ISM製造業景気指数は、毎月の調査によって算出されます。雇用などの指標を集計して算出されます。

公表された項目ごとの数字の中で新規受注、生産の項目は、景気とのかかわりから注目度が高い。また、米雇用統計よりも発表が早いことが多い(発表が同一日となる場合は、雇用統計の方が発表される時間が早い)ことから、雇用部門の数字は、雇用統計の先行指標として注目される。

米国夏時間:日本時間午後11時、冬時間:日本時間午前0時の発表。

ISM製造業景気指数の推移

2024年1月の景気指数です。2024年2月2日発表
2022年11月から15か月連続で指数が50を下回るも、予想47に対し49.1と
アメリカ経済の底堅さを示す。
リセッションが回避できる可能性が高まったと市場は反応。
ソフトランディングの期待が多数を占めている状況は確信に近づく。

銀行不安、商業用不動産、自動車産業のストライキの影響から緩やかな景気減速が見られます。
銀行不安は再燃する可能性も出てきました。
インフレ鈍化に向けてアメリカ経済は堅調ですが
ISM非製造業景気指数(サービス)/雇用統計/CPI消費者物価指数
と合わせて引き続き注視が必要ですね。

米供給管理協会(ISM)が発表した1月の製造業景気指数49.1と、前月の47.1から上昇しました。この指数は、活動の拡大と縮小の境目を示すもので、50を下回ると経済全体の縮小を意味します。製造業は米経済において10.3%の比率を占めています。

具体的な指標については以下の通りです。

  • 新規受注指数: 52.5(昨年12月の47.0から改善)
  • 生産指数: 50.4(前月の49.9から改善)
  • 価格指数: 52.9(前月の45.2から上昇し、モノのインフレの高まりを示す)
  • 供給業者の納入指数: 49.1(前月の47.0から上昇。50を下回ると工場への納品が速くなることを示す)
  • 雇用指数:47.1と引き続き低調です。

要約: 米製造業の景気指数は回復傾向にありますが、まだ拡大と縮小の境目を下回っています。


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