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ISM製造業景気指数 8月の振り返り

投資

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こんにちは、当ブログをご覧くださりありがとうございます。
投資と受験(子育て)について発信している弾正少弼です。
(投稿2023年8月)
今回は、アメリカ ISM製造業景気指数 8月の振り返りです。最初に まとめ から
7月記事を読んだあなたは、2項を飛ばしてもOKです。

まとめ

・米国は9月連続で経済活動は縮小、雇用が悪化。景気後退は続いているが先月より0.4ポイント改善

ISM製造業景気指数とは

ISM(Institute for Supply Management:供給管理協会)が全米の製造業350社の購買担当役員に対するアンケート調査を実施し、その結果を基に作成する景況感を表す指数。景気の先行指標として注目されている。

「新規受注(30%)、生産(25%)、雇用(20%)、入荷遅延(配送時間)(15%)、在庫(10%)」の5項目につき、「良くなっている(1)、同じ(0.5)、悪くなっている(0)」の三者択一の回答結果を点数化し、カッコ内数値でウエイト付けした加重平均で算出される。50が好況と不況の分岐点を意味する。

50を基準として、50以上で景気拡大を示し、50以下で景気縮小を示します。 指数が高いほど景気が良いとされ、市場参加者や投資家にとってはアメリカの景気動向を把握する上で重要な指標の1つとなっています。

ISM製造業景気指数は、毎月の調査によって算出されます。雇用などの指標を集計して算出されます。

公表された項目ごとの数字の中で新規受注、生産の項目は、景気とのかかわりから注目度が高い。また、米雇用統計よりも発表が早いことが多い(発表が同一日となる場合は、雇用統計の方が発表される時間が早い)ことから、雇用部門の数字は、雇用統計の先行指標として注目される。

米国夏時間:日本時間午後11時、冬時間:日本時間午前0時の発表。

ISM製造業景気指数の推移

2023年7月の景気指数です。2023年8月1日発表
2022年11月から9か月連続で指数が50を下回りました。
赤枠で囲った雇用が先月(6月)より一気に悪化し、労働力不足をうかがわせる状況です。
今月は受注残が回復し、若干の景気改善している様子も感じとれます。
また、前月(6月)の46.0ポイントが46.4と踏ん張っていることからも米国経済のリセッション(景気後退)までは いつとは断言できませんが 延びていると思われます。

銀行不安は収束したと言われていますが、次は商業用不動産が懸念されています。
7月のFOMCではリセッションなきインフレ収束の期待も見受けられました。
雇用統計と合わせて引き続き注視が必要ですね。

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