こんにちは、当ブログをご覧くださりありがとうございます。
投資について発信している弾正少弼です。
(投稿2025年12月)
今回は、 銅先物が最高値更新 です。
背景の要点:
LME銅先物の最高値更新は、鉱山の供給障害・米国の関税観測・米国向け輸出急増が重なり、世界的な供給不安が強まったことが背景です。
📈 背景の詳細
供給障害の長期化
- 主要鉱山で1年以上にわたる操業障害が続き、世界的な供給圧迫が顕在化。
- インドネシアや南米(チリ・ペルー)の鉱山でも生産トラブルがあり、精錬業者との交渉でプレミアム(割増金)が急騰。
米国の関税観測
- トランプ政権が銅に最大50%の追加関税を課す可能性を示唆。
- 米国は消費銅の約半分を輸入に依存しており、中国経由の供給を減らす「戦略物資」政策の一環とされる。
- この観測を受け、関税発動前に米国向け輸出を急ぐ動きが強まり、他地域での不足がさらに悪化。
米国市場のプレミアム急騰
- ニューヨークCOMEXでの高プレミアムが世界市場を牽引。
- 米国向け輸出が有利なアービトラージ取引を生み、在庫が米国に集中する「二極化市場」が形成されつつある。
需要構造の変化
- EV、半導体、AIデータセンターなど先端分野での銅需要が急増。
- 中国の需要成長率は鈍化している一方、米国が新たな「需要主導国」として浮上している。
投機資金の流入
- 供給不安と関税観測を背景に、投機資金がLME銅市場へ流入。
- 価格はトンあたり11,294.5ドルに達し、過去最高を更新。
🔑 まとめ
この報道の背景は、供給障害による構造的な不足と、米国の関税政策を巡る地政学的リスクが重なり、銅が「戦略物資」として再評価されていることにあります。結果として、米国向け輸出急増が世界市場の需給を二極化させ、価格高騰を招いているのです。
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