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コクヨ、ベトナム大手文具を連結子会社化へ

投資

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こんにちは、当ブログをご覧くださりありがとうございます。
投資について発信している弾正少弼です。
(投稿2025年12月)
今回は、コクヨ、ベトナム大手文具を連結子会社化へ です。

要点まとめ
コクヨがベトナムの文具大手「Thien Long Group(TLG)」を連結子会社化する背景には、国内市場の縮小への対応とASEAN市場を新たな成長の柱に据える戦略があります。買収額は約276億円、株式取得比率は最大65.01%で、2026年11月に完了予定です。

背景の詳細

1.国内市場の停滞

  • 日本の文具市場は少子化や人口減少で伸び悩んでいる。
  • コクヨは国内依存から脱却し、海外売上比率を2024年度の約34%から2027年度に40%へ引き上げる目標を掲げている。

2.ASEAN市場の成長性

  • TLGはベトナム筆記具市場で高いシェアを持ち、ASEAN全域に販売網を展開。
  • コクヨはASEANを「日本・中国・インドに次ぐ第4の柱」と位置づけ、2030年までにアジアステーショナリー事業ナンバーワンを目指している。

3.買収の規模と意義

  • 買収額は約276億円で、コクヨにとって過去最大規模のM&A。
  • 資産管理会社TLATを完全子会社化した上で、TOB(公開買付)を通じてTLG株式を取得し、議決権比率65.01%を確保する構図。
  • TLGの2024年売上高は224億円、純利益27億円と堅調。

4.グローバル展開の加速

  • コクヨは過去にぺんてる買収を試みたこともあり、筆記具分野での国際競争力強化を狙っている。
  • 今回の買収はアジアにとどまらず、将来的に欧米や中東市場への進出も視野に入れている。

背景の意味合い

  • 国内縮小 → 海外拡大という構図が鮮明。
  • ASEAN市場は人口増加・教育需要拡大で文具需要が堅調。
  • コクヨは「日本発の総合文具メーカー」から「アジア中心のグローバル企業」へと転換を加速させる局面にある。

📌 この動きは「縮小する母国市場から、成長する新興市場へ」という構造的なシフトを象徴しています。

つづいて、コクヨの海外展開について
コクヨは国内市場の縮小を背景に、海外展開を加速しています。特にアジア(中国・ASEAN・インド)を中心に、文具とオフィス家具の両面で拠点拡大やM&Aを進め、2027年までに文具売上の海外比率を4割へ引き上げることを目標にしています。

🌏 コクヨの海外展開の現状

1.文具事業

  • 海外売上比率:2024年度時点で約34%、2027年度に40%を目指す。
  • 直営店展開:中国に続き、2024年にマレーシアで直営店を開設。現地ニーズを直接把握する戦略。
  • 戦略キーワード:「夜明け(市場成熟前のタイミングを捉える)」「相棒(学びのパートナーとして文具を訴求)」「直営(文化を伝える場として店舗展開)」。

2.オフィス家具事業

  • 中国・香港:2025年にHNI香港を買収し、中国市場での競争力を強化。
  • ASEAN市場:欧米企業の投資増加を背景に成長中。オフィス家具需要が拡大しており、ミドルハイセグメント顧客を攻略。
  • インド・オーストラリア:新規進出を計画し、2030年までにアジア・オセアニアのミドルハイ市場No.1を目指す。

3.M&Aと提携

  • ベトナム:2025年、文具大手Thien Long Groupを連結子会社化へ。ASEAN市場の拡大を狙う。
  • 香港:HNI香港買収で「Lamex」ブランドを獲得し、中国市場での存在感を強化。

4.人材・組織戦略

  • グローバル展開に合わせて外国人留学生採用や多様性推進を加速。海外拠点での現地人材活用を重視。

📊 整理表

今後のコクヨ株価に注目ですね。


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