こんにちは、当ブログをご覧くださりありがとうございます。
投資について発信している弾正少弼です。
(投稿2026年8月)
今回は、アメリカ ISM製造業景気指数 8月の振り返りです。
7月記事を読んだあなたは、1項を飛ばしてもOKです。
ISM製造業景気指数とは
ISM(Institute for Supply Management:供給管理協会)が全米の製造業350社の購買担当役員に対するアンケート調査を実施し、その結果を基に作成する景況感を表す指数。景気の先行指標として注目されている。
「新規受注(30%)、生産(25%)、雇用(20%)、入荷遅延(配送時間)(15%)、在庫(10%)」の5項目につき、「良くなっている(1)、同じ(0.5)、悪くなっている(0)」の三者択一の回答結果を点数化し、カッコ内数値でウエイト付けした加重平均で算出される。50が好況と不況の分岐点を意味する。
50を基準として、50以上で景気拡大を示し、50以下で景気縮小を示します。 指数が高いほど景気が良いとされ、市場参加者や投資家にとってはアメリカの景気動向を把握する上で重要な指標の1つとなっています。
ISM製造業景気指数は、毎月の調査によって算出されます。雇用などの指標を集計して算出されます。
公表された項目ごとの数字の中で新規受注、生産の項目は、景気とのかかわりから注目度が高い。また、米雇用統計よりも発表が早いことが多い(発表が同一日となる場合は、雇用統計の方が発表される時間が早い)ことから、雇用部門の数字は、雇用統計の先行指標として注目される。
米国夏時間:日本時間午後11時、冬時間:日本時間午前0時の発表。
ISM製造業景気指数の推移
米供給管理協会(ISM)が2026年8月3日に発表した7月のISM製造業景気指数の結果は以下の通りです。
【全体数値】
- 結果:55.6(市場予想:53.9 / 前月:53.3)
- 景気拡大・縮小の境界線である50.0を大きく上回り、2022年5月以来(約4年ぶり)の高水準まで加速しました。

【主要構成指数の内訳】
- 新規受注:56.7(前月 56.0)— 受注増加の勢いが一段と拡大
- 生産:58.5(前月 52.2)— 2021年11月以来のペースで大幅加速
- 雇用:52.8(前月 49.7)— 節目50を上回り、2022年8月以来の高水準へ回復
- 価格(仕入価格):71.1(前月 73.0)— 低下したものの高水準でのコスト高が継続
【主な要因・ポイント】
- 堅調な需要とAI投資: 強固なAI関連需要が下支えとなったほか、電気機器や輸送機器など15業種が拡大を記録しました。
- コストと供給網への不透明感: 中東情勢に伴う輸送費・原材料高、供給網の遅延、関税リスクに対する悲観コメントも多く寄せられており、インフレ高止まりへの懸念を残す内容となっています。
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