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ISM非製造業景気指数(サービス) 6月の振り返り

投資

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こんにちは、当ブログをご覧くださりありがとうございます。
投資について発信している弾正少弼です。
(投稿2026年6月)
今回は、アメリカ ISM非製造業景気指数(サービス業)5月の振り返りです。
5月記事を読んだあなたは、1項を飛ばしてもOKです。

ISM非製造業景気指数とは

ISM(Institute for Supply Management:供給管理協会)が全米の非製造業375社の購買担当役員に対するアンケート調査を実施し、その結果を基に作成する景況感を表す指数。

ISM非製造業景気指数とは、アメリカのサービス業や建設業などの活動を測る指標です。この指数は、毎月、約400社の企業にアンケートを行って作られます。アンケートでは、業務量や受注量、在庫量、雇用状況などについて、前月と比べて増えたか減ったか同じかを答えてもらいます。それぞれの項目に対して、増えたと答えた企業の割合から減ったと答えた企業の割合を引いたものを、拡大係数と呼びます。拡大係数がプラスになると、その項目は前月よりも改善したことになります。拡大係数がマイナスになると、その項目は前月よりも悪化したことになります。そして、それぞれの項目に重み付けをして合計したものが、ISM非製造業景気指数になります。この指数が50以上になると、非製造業全体が拡大していることになります。逆に、この指数が50以下になると、非製造業全体が縮小していることになります。この指数は、アメリカ経済の約70%を占める非製造業の動向を知ることができる重要な指標です。また、非製造業の活動が増えると、物価や金利が上昇する可能性が高まります。そのため、この指数は、金融市場や株式市場にも影響を与えます。

非製造業(375社以上)の購買・供給管理の責任者を対象に、各企業の受注や在庫、価格など10項目についてアンケート調査を実施。「良くなっている」、「同じ」、「悪くなっている」の三者択一の回答結果を集計し、季節調整を加えた事業活動・新規受注・雇用・入荷遅延の4つの指数をもとに、ISM非製造業景況感の総合指数を算出する。

ISM製造業景気指数と同様に、0から100までのパーセンテージで表し、50%を景気の拡大・後退の分岐点、50%を上回ると景気拡大、50%を下回ると景気後退を示す。

ISM製造業の2営業日後、毎月第3営業日に発表される。

労働省による雇用統計の発表と前後するが、雇用統計よりも発表が早い場合、雇用における非製造業の割合が大きいこともあって、先行指標として注目される。

ISM非製造業景気指数の推移

2026年6月3日に発表された5月のISM非製造業景気指数(サービス)の結果について整理します。
全体としては、市場予想および前回結果を上回る「強い」内容となりましたが、インフレの根強さを示す結果となっています。

5月度 結果まとめ

指標名結果市場予想前回(4月)
ISM非製造業景気指数54.553.853.6
  • 景況感の「好不調の節目」とされる50.0をしっかり上回り、サービス業の拡大ペース加速を示しました。
  • 卸売業や娯楽・レジャー、建設業など、ほぼ全ての業種で活動が拡大しています。(不動産・リース業のみが縮小を報告)。

ISM製造業景気指数はこちら

内訳・注目ポイント

  • 事業活動・新規受注が底堅い新規受注と事業活動の指標がともに上昇しており、米国の個人消費の底堅さが改めて浮き彫りになりました。
  • 仕入れ価格(支払価格)が大幅急上昇今回の結果で最も警戒されたポイントです。企業が負担するサービスや資材のコストを示す価格指数が約4年ぶりの高水準へと跳ね上がりました。
  • 雇用は小幅低下全体が強い中で、雇用指数は小幅に低下(50割れが継続)しており、サービス業の雇用減速の兆候が見られます。

市場の反応と背景

この「強い景況感」と「約4年ぶりの高水準となった価格指数」を受け、市場ではFRB(米連邦準備制度理事会)による年内の利上げ観測(あるいは高金利の長期化懸念)が強まりました。

発表後、米長期金利とドルが上昇し、ドル高・円安方向に圧力がかかる要因となっています。


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