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ISM製造業景気指数 5月の振り返り

投資

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こんにちは、当ブログをご覧くださりありがとうございます。
投資について発信している弾正少弼です。
(投稿2026年5月)
今回は、アメリカ ISM製造業景気指数 5月の振り返りです。
4月記事を読んだあなたは、1項を飛ばしてもOKです。

ISM製造業景気指数とは

ISM(Institute for Supply Management:供給管理協会)が全米の製造業350社の購買担当役員に対するアンケート調査を実施し、その結果を基に作成する景況感を表す指数。景気の先行指標として注目されている。

「新規受注(30%)、生産(25%)、雇用(20%)、入荷遅延(配送時間)(15%)、在庫(10%)」の5項目につき、「良くなっている(1)、同じ(0.5)、悪くなっている(0)」の三者択一の回答結果を点数化し、カッコ内数値でウエイト付けした加重平均で算出される。50が好況と不況の分岐点を意味する。

50を基準として、50以上で景気拡大を示し、50以下で景気縮小を示します。 指数が高いほど景気が良いとされ、市場参加者や投資家にとってはアメリカの景気動向を把握する上で重要な指標の1つとなっています。

ISM製造業景気指数は、毎月の調査によって算出されます。雇用などの指標を集計して算出されます。

公表された項目ごとの数字の中で新規受注、生産の項目は、景気とのかかわりから注目度が高い。また、米雇用統計よりも発表が早いことが多い(発表が同一日となる場合は、雇用統計の方が発表される時間が早い)ことから、雇用部門の数字は、雇用統計の先行指標として注目される。

米国夏時間:日本時間午後11時、冬時間:日本時間午前0時の発表。

ISM製造業景気指数の推移

2026年5月1日に発表された4月分のISM製造業景気指数の結果を下表に示します。

全体としては、景気拡大の節目である「50」を4カ月連続で上回りましたが、予想を下回る着地となりました。特に「支払価格の急騰」と「雇用の鈍化」が顕著で、スタグフレーション懸念を抱かせる内容となっています。

主要指標の結果

指標項目4月結果予想3月実績
ISM製造業景気指数52.753.352.7
新規受注54.153.5
生産53.455.1
雇用46.448.7
支払価格84.678.3

今回の主なトピック

  • 価格指数の急騰(インフレ再燃)支払価格指数は84.6と、前月の78.3から大幅に上昇し、2022年4月以来の高水準を記録しました。中東情勢(イラン紛争)に伴う原油・エネルギー価格の上昇や、関税の影響がコストを押し上げています。
  • 雇用指数の大幅悪化雇用指数は46.4と、3月の48.7からさらに低下。31カ月連続の縮小圏にあり、企業が新規採用を控え、自然減やレイオフによる人員削減を進めている現状が浮き彫りになりました。
  • 地政学リスクの影響回答者の47%がイランとの紛争について言及し、18%が関税への懸念を示しています。特にサプライチェーンの停滞(入荷遅延指数が60.6へ上昇)が深刻化しています。
  • 需要の底堅さ新規受注は54.1と拡大を維持しており、顧客在庫も39.1と「低すぎる」水準にあるため、短期的には生産を支える要因となりそうです。

市場の反応と見通し

市場では、製造業の回復基調は維持されているものの、「強いインフレ圧力」と「雇用の弱さ」の組み合わせが警戒されています。これにより、FRB(米連邦準備制度理事会)の利下げ開始時期がさらに遠のくとの観測が強まり、ドル高・金利上昇の圧力がかかりやすい状況です。

🌟5月1日の米ISM、これマズいね… 支払価格が「84.6」まで急騰。

📈 価格指数:爆上げ(インフレ再燃)
📉 雇用指数:続落(採用ストップ)
📦 新規受注:堅調(需要はある)

「モノは売れるけど、作るコストが高すぎて人は雇えない」という地獄。イラン情勢と関税のダブルパンチが効いてる。利下げの望み、また一歩遠のきましたね。


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