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米・イラン協議、海峡封鎖の不透明感

投資

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こんにちは、当ブログをご覧くださりありがとうございます。
投資について発信している弾正少弼です。
(投稿2026年3月)
今回は、米・イラン協議、海峡封鎖の不透明感 です。

2026年2月に勃発したアメリカ・イスラエル対イランの軍事衝突から約2ヶ月、事態は極めて複雑な局面にあります。ご質問の「協議の進展」と「海峡の再封鎖」という相反する動きの背景を、3つのポイントで整理しました。

協議の現状:歩み寄りと決裂の境界線

イスラマバードで行われた高官級協議(米側はバンス副大統領が主導)では、双方が「進展」を口にしつつも、核心部分で大きな溝が残っています。

  • 米国の主張: イランの核活動を今後20年間停止することを要求。トランプ大統領は「非常に良い対話ができている」と述べる一方、合意がなければ再び攻撃を強化する姿勢を崩していません。
  • イランの主張: 停止期間は3〜5年が限界とし、制裁の全面解除と戦争による損害賠償を求めています。「進展はあったが、隔たりは依然として大きい」というのがイラン側の公式見解です。

ホルムズ海峡:24時間で一変した「開放」と「再封鎖」

世界的な原油供給の要所であるホルムズ海峡の状況が、ニュースの不透明感を象徴しています。

  • 一時的な開放: 4月17日、イランのアラグチ外相が「商船の通航を完全に開放する」と表明。これにより原油価格が一時急落し、市場には安堵感が広がりました。
  • 一転しての再封鎖: しかし翌18日、イラン革命防衛隊が「海峡は再び厳格な管理下に戻った」と宣言。米軍による対イラン海上封鎖(海賊行為と非難)への対抗措置として、商船への銃撃報告も入るなど、事態は再び緊迫しています。

なぜ不透明感が消えないのか

最大の要因は、4月21日に期限を迎える**「2週間の時限的停戦」**にあります。

  • トランプ政権の「ディール」: トランプ氏は海峡の完全開放を条件に攻撃停止の延長を示唆していますが、同時に「イランの脅迫には屈しない」と強硬姿勢を維持しており、停戦が失効すれば大規模な空爆が再開されるリスクがあります。
  • 経済への影響: 海峡が不安定なため、船舶の保険料が高騰。事実上の封鎖状態が続いており、世界のエネルギー市場やサプライチェーンへの壊滅的な打撃が懸念されています。

現状では、**「外交による解決の芽」と「軍事衝突の再燃」**が同時並行で進んでおり、21日の停戦期限に向けた水面下の交渉が、世界経済の命運を握る極めて危うい状況といえます。

🚨米イラン協議の「進展」を鵜呑みにできない理由。

  1. 米国:核20年停止を要求(トランプ流ディール)
  2. イラン:3〜5年が限界+賠償請求
  3. 海峡:開放宣言の翌日に再封鎖

出口が見えないまま4/21の停戦期限が迫る。 「外交のポーズ」と「軍事的威嚇」の応酬。 これ、市場が最も嫌う「不透明感」の極致。


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