こんにちは、当ブログをご覧くださりありがとうございます。
投資と受験(子育て)について発信している弾正少弼です。
(投稿2026年4月)
今回は、アメリカ 雇用統計4月の振り返りです。最初に まとめ から
3月記事を読んだあなたは、2項を飛ばしてもOKです。
まとめ
今回の統計は、前月の落ち込みから一転して労働市場の底堅さを示す結果となりました。
雇用統計とは
米国の雇用統計とは、毎月発表されるアメリカの働いている人や働きたい人の数を調べたものです。この統計は、アメリカの経済がどれくらい元気かを見るために重要な指標となっています。例えば、雇用統計が良ければ、アメリカの人々は仕事がたくさんあり、お金を稼げて、消費や投資が活発になります。逆に、雇用統計が悪ければ、アメリカの人々は仕事が少なく、お金がなくて、消費や投資が減ってしまいます。このように、雇用統計はアメリカの経済だけでなく、世界の経済にも大きな影響を与えるものです。
米労働省労働統計局(BLS)が、米国の労働者の雇用状況を調査した指標。
世界中の経済指標の中で最も市場に注目されている指標の一つ。同時に発表される失業率は、労働力人口に対する完全失業者の割合で定義される。軍隊従事者、刑務所の服役者などを除いた16歳以上の男女が対象となる。労働の意思のないものは、労働力人口から外されるため、失業率には反映されない。平均時給、労働参加率なども同時に発表される。
12日を基準日として、12日を含む週の雇用状況を調査。計測期間から3週間後の金曜日(翌月の第一金曜日になる場合が多い)に発表される。(政府機関の閉鎖で最近は時期ズレ)
https://www.dol.gov/
世界で最も注目されている月次の経済統計とも言われる。この発表後、為替レートの変動が大きい。
米国夏時間:日本時間午後9時半、冬時間:日本時間午後10時半の発表。
雇用統計の推移
2026年4月3日(金)に発表された「3月分」のアメリカ雇用統計の推移です。
| 指標 | 結果 | 市場予想 | 前月(2月) |
| 非農業部門雇用者数 | +17.8万人 | 約+6.5万人 | -13.3万人(下方修正) |
| 失業率 | 4.3% | 4.4% | 4.4% |
- 雇用者数: 前月のマイナス圏から大幅に反発し、予想を大きく上回る強い伸びを記録しました。
- 失業率: 前月の4.4%から0.1ポイント改善し、労働需給が依然として引き締まっていることが確認されました。

↓民間失業率の長期推移 長期スパンでは失業率4.3%は引き続き低い水準だが
上昇時は一気に上がるので引き続き注視が必要。

↓労働力参加率は62.0%で新型コロナ前63.3%には戻っていない

今後の米国株の見通し
雇用統計が「強い」結果となったことで、市場の関心は「景気後退(リセッション)懸念の和らぎ」と「利下げ期待の後退」のバランスに移っています。
1. ポジティブな側面:景気のソフトランディング期待
2月の雇用マイナスを受けて広がっていた「米景気急減速」への不安が、今回の数字で払拭されました。企業収益の裏付けとなる労働環境が維持されていることは、NYダウやS&P 500などのインデックスにとって下支え要因となります。
2. ネガティブな側面:FRBの利下げ先送り観測
雇用が強すぎることは、インフレ圧力が根強いことを示唆します。
- 金利への影響: 市場では「早期利下げ」への期待が剥落し、米長期金利が上昇しやすい局面です。
- ハイテク株への影響: 金利上昇は、バリュエーションの高い**NASDAQやAI関連銘柄(NVIDIAなど)**にとって短期的には向かい風となる可能性があります。
3. 今後の注目イベント
今後の相場を占う上で、以下のスケジュールが重要になります。
- 4月10日:米消費者物価指数(CPI)発表雇用の強さが物価にどう反映されているかが焦点です。ここでも強い数字が出ると、株価は調整局面に入る可能性があります。
- 4月21日:3月米小売売上高発表雇用に裏打ちされた個人消費の強さを確認する場となります。
総括
短期的には「金利上昇」を嫌気した売りが出る可能性もありますが、中長期的には**「米国経済の強靭さ」**が再評価されるフェーズです。特にAI関連や成長セクターは、金利動向を注視しつつ、押し目買いの機会を探る展開が続くと予想されます。
↓民間非農業部門雇用者数の全従業員の平均時給(季節調整済み)の推移
賃金インフレ 3月は 対前年比3.5%上昇。

↓4月4日時点でのCME FED WATCH 4月29日利下げ無しが優勢。99.5%

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