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AIによる破壊とアジア市場の強気

投資

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こんにちは、当ブログをご覧くださりありがとうございます。
投資について発信している弾正少弼です。
(投稿2026年2月)
今回は、AIによる破壊とアジア市場の強気 です。

2026年2月下旬、現在まさに市場で注目されているこのニュース。その背景には、ある「予測レポート」が引き金となった米株の急落と、それとは対照的なアジア市場の強気な動きがあります。

ポイントを整理します。

混乱の引き金:Citrini Researchの「ディストピア予測」

米国の調査会社 Citrini Research が発表したレポートが、ウォール街に衝撃を与えました。その内容は、「AIが既存のビジネスモデルを破壊し、経済に大混乱をもたらす」という、いわば**AIの負の側面(ディストピア)**に焦点を当てたものです。

  • ソフトウェア・決済株の急落: これまでAIの恩恵を受けるとされていた米国のソフトウェア企業や決済サービス企業が、「AIに取って代わられる(代替リスク)」という懸念から一斉に売られました。
  • 具体例: Anthropic社が発表した「古いコード(COBOL)を現代化するAIツール」の影響で、IBMの株価が2000年以来最悪の下落を記録するなど、レガシーなIT企業の危機感が浮き彫りになりました。

なぜアジアが「勝ち組」とされるのか

米国株が「AIによる破壊」を恐れて混乱する一方で、アジア市場は比較的堅調、あるいは「避難先」として注目されています。

  • 「つくる側」の強み: アジアにはTSMC(台湾)、サムスン電子、SKハイニックス(韓国)といった、AIの動作に不可欠な半導体ハードウェアを握る企業が集中しています。AIが社会を破壊しようが進化させようが、「高性能なチップ」は必ず必要になるため、アジアの製造拠点は「確実な勝ち組」と見なされています。
  • バリュエーションの差: 米国のテック株は期待値が高すぎて割高(高バリュエーション)でしたが、アジアのAI関連株は相対的に割安で、投資家が資金を移しやすい環境にあります。
  • 中国の独自路線: 中国市場ではディストピア的な懸念よりも、AIによるコスト削減や新サービスへの期待(MiniMaxやZhipuなどの新興AI企業への投資)が勝っており、グローバルな「AI恐怖(Scare Trade)」とは一線を画しています。

「AI Scare Trade(AI恐怖トレード)」の発生

市場では現在、**「AI Scare Trade」**という言葉が飛び交っています。これは「AIが利益を生む」という初期の熱狂から、「AIが自分の首を絞める(既存ビジネスを壊す)」という恐怖のフェーズに移ったことを意味します。


まとめ:ニュースの構図

視点米国市場(混乱)アジア市場(強気)
主な反応AIによる既存ビジネスの破壊を懸念AIに必要な**インフラ(ハード)**供給で潤う
影響を受ける業種ソフトウェア、決済、コンサル、BPO半導体、メモリ、電子部品、製造業
投資家の心理「高すぎる期待」の剥落と恐怖「不可欠なパーツ」への確信と割安感

トランプ政権による関税リスクなど、政治的な不透明感も重なり、投資家が「実体のあるハードウェア(アジア)」へ目を向けているのが現在の状況です。

⭐【米株混乱。AIは「恩恵」から「破壊」のフェーズへ】

昨夜の米株急落の裏にあるのは「AI Scare Trade(AI恐怖トレード)」。これまでAI関連で買われていたSaaSや決済株が「AIに仕事を奪われる側」として一斉に売られた。

衝撃のシナリオ: ・AIがコードを書く→IT企業のライセンス不要 ・AIが決済する→クレカ手数料の消滅 ・AIが比較する→ブランド忠誠心の崩壊

結局、最後に勝つのは「物理的なチップ」を作るアジア(TSMCや韓国勢)という皮肉な展開。いよいよAIによる「既存ビジネスの解体」が始まった。


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