こんにちは、当ブログをご覧くださりありがとうございます。
投資について発信している弾正少弼です。
(投稿2025年12月)
今回は、FOMC議事要旨12月 慎重な利下げ姿勢 です。
2025年12月30日(現地時間)に公開された、12月9日・10日開催分のFOMC(米連邦公開市場委員会)議事要旨のポイントをまとめました。
今回の議事要旨では、FRB内部での**「意見の深い分断」**が浮き彫りとなり、今後の利下げペースが慎重になる可能性が示唆されています。
1. 金利決定の背景:異例の「三者三様」
12月の会合では、市場の予想通り0.25%の利下げ(3.50〜3.75%へ)が決定されましたが、その裏側では激しい議論がありました。
- 賛成多数(9対3): 大部分のメンバーは、雇用市場の悪化を防ぐために利下げが適切だと判断しました。
- 反対派の内容: * ミラン理事: 景気支援のため0.5%の大幅利下げを主張。
- グールズビー総裁、シュミッド総裁: インフレ高止まりを懸念し据え置きを主張。
ポイント: 2019年以来で最多となる3名の反対票が投じられ、委員会内での確信が揺らいでいることが示されました。
2. インフレ vs 雇用のリスク評価
- インフレの停滞: 一部の参加者は、インフレ率2%目標への進展が「足踏み状態(Stalled)」にあると懸念を表明しました。
- 雇用の下振れ: 一方で「大半の参加者」は、利下げを行わないことで労働市場が急激に悪化するリスクを重く見ています。
- 関税の影響: トランプ次期政権による関税政策がインフレを押し上げる懸念については、現時点では「限定的」または「不確実性が高い」として慎重に見守る姿勢です。
3. 今後の見通し:利下げ停止の可能性も
議事要旨の中で最も注目されたのが、今後のガイダンスに関する表現です。
- 「程度と時期」の検討: 声明文に「追加調整の程度と時期を検討する」という文言が加わり、これまでの「連続利下げ」から、**「データ次第でいつでも一時停止する」**という姿勢へシフトしました。
- 中立金利への接近: パウエル議長を含め、現在の金利水準がすでに「中立的(景気を冷やしも温めもしない水準)」に近いとの認識が示され、今後の利下げ余地が少なくなっていることが示唆されました。
4.市場の反応とまとめ
市場はこの議事要旨を受け、**「2026年の利下げ回数は予想以上に少なくなる(年1〜2回程度)」**との見方を強めています。
要するに: 「雇用を守るために利下げはしたが、インフレも怖いため、今後はかなり慎重に(あるいは一時停止しながら)進める」という、**タカ派的な利下げ(慎重な利下げ)**の内容でした。
つづいて、今後の株価見通しについて
結論から言うと、**「景気の底堅さはプラスだが、金利低下(利下げ)による株価押し上げ効果は、2026年は限定的になる」**という見方が強まっています。
1. ポジティブな要因:ソフトランディングへの期待
- 景気の回復力: 2025年後半のGDP成長率が予想を上回っており、利下げは「景気が悪いから」ではなく「中立に戻すため」の調整です。これは企業業績にとってプラスの環境です。
- 非リセッション期の利下げ: 歴史的に、リセッション(景気後退)を伴わない利下げ局面では、米国株は良好なパフォーマンスを示す傾向があります。
2. ネガティブ・警戒要因:バリュエーションの重荷
- 利下げペースの鈍化: 議事要旨で「一時停止」の可能性が示唆されたため、市場が期待していた「2026年の連続利下げ」シナリオが修正されつつあります。金利が想定ほど下がらないことは、特にハイテク株などの高PER銘柄には重荷です。
- 割高感: S&P500のPER(株価収益率)は22倍近辺と歴史的に高い水準にあります。議事要旨で示された「不透明感」は、利益確定売りの格好の材料になりやすい状態です。
- 政策リスク: 2026年5月のFRB議長交代(パウエル氏の任期満了)や、関税政策によるインフレ再燃リスクが、株価のボラティリティ(変動幅)を高める要因となります。
3.今後の米国株の見通し(まとめ)
| 期間 | 見通し | 主な要因 |
| 短期(〜2026年初) | レンジ相場・調整 | 年末年始の利益確定売りと、利下げ停止への警戒感。 |
| 中期(2026年前半) | 二極化 | 業績の良い銘柄(AI関連・大手テック)と、金利高止まりで苦しむ銘柄の差が拡大。 |
| 長期(2026年後半) | 緩やかな上昇 | 新体制のFRBの下でインフレが安定すれば、再び最高値を追う展開。 |
4.投資戦略へのヒント
今回の議事要旨を踏まえると、**「金利低下を前提とした投資」から「企業の稼ぐ力を重視した投資」**への切り替えが重要です。
- 注目セクター: 景気に左右されにくい優良テック企業や、利回りが確定する高格付け債券をポートフォリオに組み入れる動きが出ています。
- キャッシュ比率: 不透明感が強まっているため、一部の投資家は押し目買い(安くなったタイミングでの購入)に備えて、現金の比率を少し高める動きも見せています。
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