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投資について発信している弾正少弼です。
(投稿2025年10月)
今回は、アメリカ地銀決算に警戒 です。
背景には一部融資先の破綻や不正があり、信用リスクへの懸念が地銀株の急落を招いたが、決算内容自体は堅調で過度な不安は後退しつつあります。
以下に詳しく解説します:
🏦 報道の背景と信用リスクの発端
- 米地銀2行(ザイオンズ・バンコープとウェスタン・アライアンス・バンコープ)が、融資先の不正や債務不履行を理由に多額の損失(例:5000万ドル)を計上。
- 問題の融資先には、自動車ローン会社トライカラー・ホールディングスや自動車部品メーカーファースト・ブランズ・グループなどが含まれ、破綻が信用市場に波及する懸念が浮上。
- これを受けて、地銀株が急落(例:ザイオンズ株は13%、ウェスタン・アライアンスは11%下落)し、VIX(恐怖指数)も25ポイントまで上昇するなど市場全体がリスクオフに傾いた。
📊 決算内容と市場の反応
- 2025年7~9月期の地銀決算では、貸倒引当金が市場予想を下回るなど、全体としては堅調な内容。
- トゥルイスト・ファイナンシャルのCEOは「信用の質は健全で、問題は特異な事例」と説明し、過度な信用不安の払拭に努めた。
- これにより、一部地銀株は反発し、S&P500も上昇するなど、信用不安は一時的に和らいだ。
🌐 波及と市場心理
- 日本市場にも影響が及び、日経平均が一時800円近く下落。銀行・保険・証券株が値下がり率上位に。
- ただし、JPモルガン証券などは「CDSスプレッドの動向から、現時点ではシステミックリスクの兆候は乏しい」と分析。
- 市場では「利益確定の口実」との見方もあり、根深い問題かどうかは見極めが続いている。
この報道は、個別の信用問題が地銀全体の健全性に対する懸念へと波及し、金融市場のセンチメントを揺るがした事例です。マクロと市場心理を重視する視点からは、こうした「局地的な信用リスクが広範な不安に転化するか否か」が重要な観察ポイントですね。
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