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ベトナム、新興国市場に格上げ

投資

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こんにちは、当ブログをご覧くださりありがとうございます。
投資について発信している弾正少弼です。
(投稿2025年10月)
今回は、ベトナム、新興国市場に格上げ です。

FTSEによるベトナムの新興国市場格上げは、証券市場インフラの改革と国際基準への適合が評価された結果であり、数十億ドル規模の資金流入が期待されています。
以下に、報道の背景を詳しく整理します:

🏦 格上げの概要とタイミング

  • FTSEラッセルは2025年10月7日、ベトナムを「フロンティア市場」から「第二新興国市場(セカンダリー・エマージング)」へ格上げすると発表。
  • 格上げは2026年9月21日に発効予定で、同年3月の中間レビューを経て正式決定される。

🔧 格上げの評価ポイント

  • プレファンディング規制の緩和:外国人投資家に対する事前入金義務が緩和され、実効性が改善。
  • 英文開示の強化や通貨取引の安全性向上など、国際基準への対応が進展。

📈 経済・市場のファンダメンタルズ

  • ベトナムの2025年7–9月期のGDP成長率は前年同期比+8.2%と高水準。
  • 政府は「2045年までに先進国入り」を目標に掲げ、2026年以降の五カ年計画で二桁成長を目指す方針。

💰 格上げによる資金流入の期待

  • FTSEは最大60億ドル(約9100億円)の資金流入を試算。
  • ベトナム株は今後、FTSE EM(新興国指数)やFTSE Asiaなどの主要インデックスに組み込まれ、インデックスファンドからの資金流入が見込まれる。

🌏 地政学的・戦略的背景

  • ベトナム政府は2025年9月に「証券市場格上げ計画」を更新し、MSCIへの採用も視野に入れた長期戦略を推進。
  • ロンドン証券取引所との協力覚書も締結し、国際金融センター構築に向けた動きが加速。

この格上げは、ベトナムが「高成長・改革推進国」として国際投資家の注目を集める契機となり、ASEAN内での資金シフトや競争力強化にもつながる可能性があります。「政策と市場構造の接点」として、非常に示唆的な事例ですね。

※FTSEとは、イギリスの経済紙『フィナンシャル・タイムズ』と『ロンドン証券取引所』が共同出資して設立した企業・ブランドで、世界の株式市場や債券市場の指数の算出・提供、ESG(環境・社会・ガバナンス)投資に関連する指数などを開発しています。FTSEは「Financial Times Stock Exchange」の略称であり、 FTSE Russell(LSEGの一部)として、世界的なインデックスプロバイダーとして機関投資家や個人投資家から信頼を得ています。

FTSEの主な役割と提供サービス

  • 株価指数(株式インデックス)の算出:FTSEは「FTSE100」のような、世界の株式市場の動向を示す株価指数を算出しています。
  • ESG指数・ESG評価:企業の環境・社会・ガバナンス(ESG)パフォーマンスを評価し、投資判断に役立つ指数やデータを提供しています。
  • 債券インデックスFTSE世界国債インデックスのように、世界の債券市場の動向を示す指数も提供しています。
  • 金融データの提供:企業のESGパフォーマンスやサステナブル投資に関するレポートなども提供しており、幅広い投資活動を支援しています。

代表的な指数

FTSE Blossom Japan Sector Relative Index:日本企業のESGパフォーマンスを反映するセクターニュートラルな指数で、日本のESG投資のベンチマークとして利用されています。

FTSE100指数:ロンドン証券取引所に上場する時価総額上位100社の銘柄で構成される、英国の代表的な株価指数です。

FTSE全世界株価指数:世界の主要な株価を合成した指数で、世界の株式市場を対象としています。


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