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FOMC 9月の議事要旨

投資

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こんにちは、当ブログをご覧くださりありがとうございます。
投資と受験(子育て)について発信している弾正少弼です。
(投稿2024年10月)
今回は、アメリカ FOMC 9月の議事要旨です。最初に まとめ から
「FOMC9月の振り返り」記事を読んだあなたは、2項を飛ばしてもOKです。

まとめ

・9月の0.5ポイント下げ、大多数が支持。利下げ幅めぐり議論。

FOMCとは

・FOMC。米国の金融政策を決定する会合。FRB7名の理事(総裁、副総裁含)と地区連銀総裁のうち5名(NY連銀総裁は常駐でFOMC副議長となる、残りは持ち回り)の12名が投票権を持つ。残り7名の地区連銀総裁、NY地区連銀副総裁も議論には参加するが、投票権を持たない。

米連邦公開市場委員会(FOMC:Federal Open Market Committee)。米国の金融政策を決定する会合。年8回の定例会合と、必要に応じて臨時会合が開催される。

景気やインフレ率の見通しに基づいて、金融政策に関する声明を発表している。
FOMCの政策決定は、米国経済だけでなく、世界経済にも大きな影響を与えています。

総裁・副総裁を含む最大7名の常任理事(欠員あり)と、12の地区連邦銀行総裁のうち5名による投票で政策を決定する。12の地区連銀のうち、金融政策の実務を担当するNY連銀総裁はFOMCの副議長として常に投票権を持ち、残り11地区については4つのグループに分かれて年ごとに投票権を持つ。

年8回の定例会合のうち、4回の会合で参加メンバー(投票権の有無にかかわらず全員)による今後数年間の年末時点での経済成長率・失業率・物価・政策金利水準の見通しが発表される。

このうち政策金利水準の見通しは、各メンバーの見通しをドットの形でグラフに示したドット・プロットが公表され、平均値や中心地だけでなく、分布も確認することが出来る。

会合後の総裁会見は参加メンバーによる見通し公表のある会に限られていたが、2019年から全会合後の実施に変更された。

米国の政策金利はフェデラル・ファンド金利(FF金利)誘導目標。0.25%のレンジで目標が示される。

米国夏時間:日本時間午前3時、冬時間:日本時間午前4時の発表。

・FED。日本語では連邦準備制度。Federal Reserve SystemのFederalを略してFed(フェッド)と呼ばれ、FRSともいう。米国の中央銀行制度のこと。連邦準備理事会(FRB:Federal Reserve Board)、連邦公開市場委員会(FOMC:Federal Open Market Committee)、全米12地区の連邦準備銀行(FRB:Federal Reserve Banks)から構成される。

・連邦準備理事会(FRB)は、日本銀行(日本の中央銀行)に相当し、Fedの最高機関として米国の金融政策を策定・実施するとともに、各地区の連邦準備銀行(FRB)を総括する。連邦公開市場委員会(FOMC)は、日本の金融政策決定会合に相当し、連邦準備理事会(FRB)が定期的に開く会合で、FFレートの誘導目標など公開市場操作の方針を決定する。連邦準備銀行(FRB)は、連邦準備理事会(FRB)の下に置かれ、決定された金融政策の実施や、米ドル紙幣(連邦準備券)の発行などを行う

・2024年のFOMC開催日程

9月FOMCの議事要旨

  • 利下げ議論: 9月のFOMC会合では、0.5ポイントの利下げが決定されましたが、一部の当局者は0.25ポイントの利下げを支持しました。
    2024年内の利下げは
    7名 ;0.75%(現状から0.25%下げ)
    2名 ;0.5%(現状維持)、
    10名;1.0%(現状から0.5%下げ)を予想
  • 経済見通し: インフレのリスクが低下し、雇用市場のリスクが高まっているため、景気拡大を維持するための政策シフトが行われました。
  • 労働市場: 9月の雇用統計では、雇用者数が増加し、失業率が4.1%に低下しました。
  • 金融政策: FRBのバランスシートの縮小が継続される可能性が議論されました。

直近8月5日の日本株暴落から急な回復以降、右肩上がりが続いています。
11月の大統領選挙や11月発表の政策金利の下げ幅、雇用統計によって
大きなサプライズが発生するかも。
引き続き注目ですね。


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