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京都大学の勧め(法学部)

受験(子育て)

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こんにちは、当ブログをご覧くださりありがとうございます。
投資と受験(子育て)について発信している弾正少弼です。
(初投稿2024年8月)
今回は、京都大学の勧め(法学部) というお話です。
2024年3月卒業生インタビュー

京都大学 法学部の魅力はどこ

 まさに「自由」が所与であることに尽きると思います。他学部にも言えることかもしれませんが、少なくとも法学部においてはあらゆる選択肢が広がっていると言っても良いでしょう。これは日常生活から卒業後の進路についても言えることです。日常生活の詳細については下記4つ目の質問にゆずり、ここでは卒業後の進路について書きたいと思います。

・法曹;弁護士や検察官を志望する方は法科大学院に進学します。
 一定の成績要件を充足することで学部を3年間で早期卒業し、
 京都大学の法科大学院に進学することができます。
・公務員;私の周りでは国家公務員、特に官僚を志望する人が多いです。
・民間就職;皆さんの良く知る大企業から成長著しいベンチャー企業まで選択肢は多様です。
・その他;休学して将来に向けた活動や、企業する方

以上の通り、京都大学法学部では、法曹だけではないあらゆる未来を描くことができ、そういった意味での「自由」が一番の魅力だと言えるでしょう。

どのような学習に力を入れていますか、どのような講義がおもしろいですか

 私は民間企業への就職が決まっており、法律の専門科目として特に力を入れている学習はないので、ここでは3回生でのゼミの話をお伝えします。(科目名としては演習ですが、便宜上以下もゼミと記します)。
 私は民法ゼミに所属しており、特に契約法の分野に力を入れて学習していました。民法ゼミを選択した理由は、日常生活における売買、企業活動における金銭の賃貸借、雇用契約、請負契約、委任契約など、我々の生活は種々の契約から成り立っていると感じ、この構造をマクロ的な視点から眺められるようになりたいと思ったからです。自分よりも法律的素養を持つゼミの仲間たちや法学界でも権威ある先生との議論を通じて、高度な法学的知見を得ることができたと自負しており、非常に充実して時間でした。

将来の目標

 抽象的ですが、超一流の経営者になりたいと思っています。そのためには法務、経営、財務、会計などの知識や経験を得ることが不可欠でしょう。具体的には

①ChatGPTをはじめとするAIの進化とその活用のための法的素養
②日銀の目指す2%の継続的な物価上昇を達成するため、企業の成長および賃金の上昇を実現できる経営手腕
③効率良くキャッシュを生み出し、将来への投資をしていくための財務や会計の知識

これらは最低限必要であろうと考えています。①に関しては、法学部で学んだ民法、特に契約法に関する知識が生かせると考えています。

学習以外の学生生活はどうですか(サークルやアルバイトなど)

 平日は趣味に時間を使っており、カラオケ、麻雀、料理に熱中しています。ある1日は7時間1人カラオケ、またある1日は麻雀を10半荘、なんて日もあります(笑)。アルバイトは週2で家庭教師を中心にやっています。週末は軟式野球チームでの活動で監督として指揮を執っています。2023年5月上旬には京都府準優勝の成績を収めました。

 試験100%で成績が評価され、課題も少ない法学部生は、いつ何にどのくらい時間を費やすかといった裁量が、日常生活においても広く委ねられていると言えるでしょう。

高校時代と予備校時代の学習内容

 高校時代は「量」に特化した学習を行っていました。イメージとしては、高校から与えられたテキスト、購入した参考書、志望校の過去問などをとりあえず頭から解き始め、2周、3周と繰り返すといった流れです。成果としては、勉強の習慣と脳のスタミナが得られたことですが、いわば反対側の出口が見えないトンネルの暗闇の中をとにかく直進するしかなかったと言えるものでした。

 一方、予備校時代は「質」に特化した学習を行いました。つまり、反対側の出口から光が差し込んでいるトンネルを一歩づつ進んでいるというイメージです。予備校のテキストは基礎固めとして、購入した参考書や過去問は演習用として学習していました。演習を行うときは、基礎固めで習得した「基礎」がその演習問題のどこに隠されているのかを思考するのに時間を割いていました。

受験生への学習や生活のアドバイス

 ひとつアドバイスを送るとすれば「ビジョン」を掲げましょうという一言に尽きると思います。そのためには「なぜ?」を問うことが重要です。例えば、加法定理はなぜ成り立つのか、その英単語の意味はなぜそうなるのか、金融恐慌はなぜ起きたのかといった具体的なものから、出題者はなぜこの問題を出題したのか、なぜ私は今この問題を解くのか、そもそもなぜその大学に行きたいのかといった抽象的なものも含めて、「なぜ?」を問う時間を惜しまないようにしましょう。

 これができると目標やビジョンが見えてきます。5項トンネルの例もしかりですが、出口=目標=ビジョンの有無で人のやる気には雲泥の差がつくものです。

 さて、複数の参考書に手を出すよりも1つの参考書を繰り返す方が良いと頻繁に耳にしますが、これは正解でもあり間違いでもあると言えます。ある1つの参考書で既に基礎を固めている人にとっては、他の参考書でより多くの問題に触れた方が力はつくからです。つまり何が言いたいかというと、目的やビジョンさえあれば何をしても「正解」だということです。私も含めて、少なくとも若者はビジョンさえあればあらゆる選択肢が正解になるとの持論です。受験生の皆さん、一緒にがんばりましょう。



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